『黄金色の花束に星』47:プロット100本できるかな。
タロットカード6枚引いて小説のプロット100本作る創作訓練やってみた記録です。
◆引いたカード◆
1主人公の現在:戦車(逆)暴走、挫折
2主人公の近い未来:世界(正)完成、完全
3主人公の過去:皇帝(逆)傲慢、尊大
4援助者:吊された男(正)自己犠牲、忍耐
5敵対者:悪魔(逆)悪循環からの目覚め
6結末:魔術師( 正)創造、手腕
『黄金色の花束に星』47/100
生まれたときの神託により神の名パンを授けられた王子は、腫れ物にさわるように育てられた結果、傲慢で尊大(皇帝・逆)な青年に成長した。
従者のナダはパンの父親に恩義があるので、パンに忠実に仕えており(吊された男・正)、敵の多いパンが唯一信頼している男だ。
国が飢饉に見舞われたとき、地の果ての塔に勇者が種をとりにいくよう神託がくだされた。パンは自分こそが勇者であると放言し、父王がとめるのも聞かず塔を探す旅に出る(戦車・逆)。ナダとともに様々な困難をくぐり抜けながらついに塔を見つけるが、種を目前にして、パンがこれを利用して己を敬わない民をこらしめようと考える。とうとうパンに失望したナダが反抗(悪魔・逆)し、パンに種をとらせまいとする。
忠実なナダの変貌に戸惑い怒るパンだが、諍いのうちに己の過ちに気づいた。持ち帰った種はありふれた穀物の種だったが、心を入れ替えたパンの人力で(魔術師・正)国は飢饉から救われた。 (了)
せめてパーンとかにしといたほうがよかったかしら、と思わないでもない。
マクガフィンを決めるとだいぶ楽になるんだけども、タイトルはあいかわらずしんどいです。
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