『歌うたう竜は恋に惑う』39:プロット100本できるかな。

 タロットカード6枚引いて小説のプロット100本作る創作訓練やってみた記録です。


◆引いたカード◆
1主人公の現在:愚者(正)旅立ち、自由人※決断力、勇気、積極性
2主人公の近い未来:星(正)希望、順調※奇跡、活気、前途に希望
3主人公の過去:力(正)穏やかな強さ、積極性※活力、人気、理想
4援助者:魔術師(正)独創性、技術力、転機※あふれる活力、パワー、思い切ったアタックが成功
5敵対者:死神(正)終止、悪い変化※改革と前進、自立、敗北
6結末:悪魔(逆)更生、目が覚める※自由、好天の兆し、快楽願望

『歌うたう竜は恋に惑う』39/100

 ショウエは王族の末子として武術と学問を修め(力・正)表向きは何不自由のない生活をしていた。しかし成人の儀の際に現れた竜王の使者(魔術師・正)のために全てなげうち旅にでることになる(愚者・正)。
 ショウエは元々竜王の生け贄に差し出す、と見せかけ囮にして竜族に反旗を翻す戦争の具にされるはずだった(死神・正)。
 しかしひとの姿をした使者にショウエは一目惚れ。捕らえようと襲いかかる軍隊の前に身を投げ出してまで救おうとするしまつ。結局救えず、使者はバラバラに切り刻まれたが、首だけが残り、躯の欠片はどこへともなく飛び去った。
 王の竜を滅ぼそうという計画を知り疑問をもったショウエは、使者の首を抱えて逃亡、躯の欠片を取り戻す旅に出る(悪魔・逆)。(了)


 生首の話の土台はあらかたこんなあんばいで、あとショウエはたいして崇高な目的があるわけでなく、一目惚れした使者を取り戻したいだけ。

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