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薄明かりのライトの下

向かうは眩しい液晶のヒカリ

脳みそは半分眠りについて

うつろうつろの目は

あなたさえぼかす


もっと近くにきて

目の中に入れても

痛みなどないから

そしてこの指先に

あなたの唇をください


ー 即興の詩 ー


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