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妻との生活、ちょっとした工夫

未成熟な愛は「あなたが必要だから、あなたを愛する」と言い、成熟した愛は「あなたを愛しているから、あなたが必要だ」と言う。

『愛するということ』エーリッヒ•フロム


久しぶりにフロムの「愛するということ」をパラパラと読み返してみた。

買った当時は有名どころの本を片っ端から読むと意気込んでいた最中だったので
ほとんど飲み込むような形で読んでしまい、あんまり記憶に残すこともなかった。

いま改めて読むと、なるほど面白い。
難解な部分もそこそこあるけれど、一貫して「愛とは技術である」「その対象を〝愛する〝と意図してはじめて愛は生まれる」というメッセージが強く伝わってくる。


というわけで今回は自分なりの妻を愛するということの実践例を2つ紹介したい。
奥さんとの生活をちょっと上向きにしたいと思う人の参考になれば幸いである。


***

〜其の一〜
逐一報告する

「トイレ掃除したよ!」
「洗剤詰め替えたよ!」
「オムツ補充したよ!」
など自分がやったことを妻にこれでもかと報告する。

「そんないちいち報告するなんて…」
と思うかもしれないが、少なくとも我が家ではうまくいった。

言わなくても妻もおれがやったこと気づいてるだろうと思っていたが、実際は気づいてないことも多い。
それに「◯◯したよ!」「助かる!ありがとう!」と言い合う関係は健全だ、と思う。

「あなたが家族のことを考えて行動してくれたらそれでいいの」と妻は言う。
何をするかはさして重要ではなく、大事なのはその姿勢とのことだ。

上司に進捗を逐一報告するように
株式会社◯◯家を運営するにあたって報連相は欠かしたくないものだ。


〜其のニ〜
愛を囁く

おれは最近、寝る前に妻を思いっきり抱きしめて
「愛してるよ。生まれてきてくれてありがとう。一緒に居てくれてありがとう」といったことを真剣に言っている。まじで。

ここで照れて冗談ぽく言わないのがコツ。あくまで真剣に。

それでも妻には「え、いきなりどうしたの」「本当はそんなこと思ってないでしょ」とか言われるけどそれでも滔々と愛を伝える。

初めてこれをしたとき、最終的に妻はボロボロと泣き出してしまった。
いかに自分が日々、愛を与えていないかを自覚した瞬間でもあった。


普段、ついついスキンシップをさぼってしまう人はぜひ取り入れてみてほしい。最初は恥ずかしくて抵抗感があるかもしれないが。

おれたちもまだまだ喧嘩もするし、相変わらず心療内科には通ってるけど少しずつ良くなっていると思う。


〜番外編(子育て中の夫婦限定)〜
離乳食を作る

手作うではなく自分ですべて作り切ることがポイント。
出来れば
「にんじんがなくなるから買ってきてもらってもいい?」
「そろそろ離乳食の量増やしてみる?」まで言えるとより良いかもしれない。

以上!

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