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シンプルな情熱 アニー•エルノー著 堀茂樹訳

文庫本は出たばかり?!書店で目立つところにあってGET

フランスの作家 アニー エルノーさんがノーベル賞受賞した作品

薄くて一気読みしてしまった。

映画にもなっているそうだけれど、本の方が女性に人気とどこかに書いてあったような?!

アニー•エルノーさんは、現在は82歳位。10年前に書かれたもののよう。

作者が50代の時(結婚、出産、離婚を経験したのち)、若い30代後半?のロシア人外交官(既婚者)との不倫の恋のお話。

男性の心情には一切触れられておらず、エルノーさん一人称の描写になっている。映画にもなっているみたいで、映画のレビューを読むと、本の方がよさそう。

作者がこの本の内容を体験した時と同世代の私…

だから?というのもあるかも知れない?!が…エルノーさんのシンプルな情熱に、情事だけを待ち望み没頭してしまうなんて体験してみたくなってしまった。

次はマチネの終わりにを再読しようと思う。

シンプルな情熱を読んで涙することはなかったが、マチネの終わりには、大好きな小説だけど、また大泣きしてしまいそうで、なかなか再読できないでいる。


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