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マジ備忘録

知ったような口をきいているのは承知なのだが、シャイアラブーフはいい役者になったなぁ。ハリソンに呆れられていた若造時代もかわいくて好きだったけど

ジョンバーンサルはめちゃくちゃ悪人顔だし(失礼?)ウォーキングデッドでも超嫌なやつだった気がするから、たまに善人役で出てくると笑てまう。

ダコタジョンソンのフィフティシェイズシリーズを初めて観たのは高校生の時、当時の私にとって規格外にエロい映像で、謎の罪悪感を抱きながら観ていた。彼女の主演作品には酷評のマダムウェブが公開を控えているね。ロッテントマトは16%らしい。エグすぎる。逆に楽しみまである。

と、ここまで書いてお気づきの方もいらっしゃるかもしれないが、「ピーナッツバターファルコン」を鑑賞した。ダウン症のザックと、漁師タイラーの美しい友情。ラストシーンについて怖い考察してる人いて恐ろしくなってしまったんだけど普通に生きてるよね?

「友達は自分で選べる家族」

言葉言葉言葉…という呪いにかかっていた最近の私にとって二人の旅は、なんと言うか新鮮だった。いつから私は友達の作り方が分からなくなってしまったのだろうか。そもそも、友達って作るものじゃないのかもしれない。

両親に見放されたから自分は悪い人なんだと言うザックに、「君は悪くない」とタイラーが言ったところで、「グッドウィルハンティング」の、かの名シーンを思い出した。ずっと誰かに言って欲しいと心のどこかで思っている言葉って、意外とシンプルで、だからこそ口にするのは気恥ずかしいような言葉なのかもしれない。

「誕生日の願い事は全部、君にあげるよ」
タイラーを慰めようと、ザックがかけた言葉だ。友達を励まそうとする時、こんなにもストレートで優しい言葉を、私なんぞは思いつきもしないだろう…。

エンディング曲も良かった。最近映画音楽ばかり聴いている。朝日の煌めきや外の冷たい空気、恋人の柔らかい頬、微かな春の匂い、そういう何気ない素晴らしい日常を、瞬間瞬間で捉えてより尊い一繋ぎの映像のようにしてくれる。映画音楽のそういうところが本当に好きだ。

最近聴いてるのはこの辺だけど、結構バラバラなのでもう少し整理していきたい。カントリー調の音楽とかってそんなに盛り上がりもなく今まで何がいいのか本当に謎だったけど最近やっと分かってきた。これは私だけかもしれないけど、なるだけ穏やかな時間の中で、やっぱり主人公になりたいのだ。

このごろは陰鬱だったり叫ぶように後悔を歌ったりしている曲などを全く聴かなくなった。本当にindigo la Endくらい。そんな彼らのニューアルバムさえも全くハマらなくなってしまった。(その原因は私側だけにあるわけではなさそうだけども。)どんどんカラオケに向かない人間になってきている。軽音サークルを既に卒業していて本当に良かった。



エマストーン主演の「HELP」を思い出した。これも非常に良くて泣いてしまったが、その前にピーナッツバターで無理やり繋げてみる。

「ジョーブラックをよろしく」を観た。(ブラッドピットがピーナッツバターを食べるシーンが有名)
ちなみに今日「オーシャンズイレブン」も見返したんだけど、ブラピって本当にありえないくらいカッコいい。現在60歳らしい。そんなワケなくて咽び泣いている。
この映画、ラブストーリーとして観なければかなり好きだった。ジャンル分けに素直に従い、ラブストーリーとして考えてしまうと浅すぎる気がしてしまう。

「去りがたい。それが生きるということだ」(若干意訳)

これは作中でアンソニーホプキンス(最近彼の作品ばっかり)演じる人格者社長ビルの、亡くなる前の言葉なんだけど、、
これが、"腑に落ちた"。(と言うと近い気がする。)最後そうやって思えるように、私たちは日々を生きるのだ。答えの一つを見つけたような気になれた。

アルパチーノ主演「セントオブウーマン」でも良い指南があった。今作では盲目の元軍人役でアルパチーノが第65回アカデミー賞主演男優賞を獲っている。納得。ちなみに「ジョーブラックをよろしく」と同じマーティンブレスト監督作品である。今回はじめて監督から映画をディグった。

アルパチーノ演じるフランクが作中で、
「タンゴは人生と違って間違わない。(中略)足が絡まっても踊り続ければいい」
と言う。
作品の終盤、チャーリーはフランク自身のこの言葉を引用してフランクの自殺を止めるのだ。

「足が絡まっても踊り続けて」

どんなに間違ったって、人生は続いていくのだ。恋人にフラれたって明日はくるし、仕事をクビになっても腹は減る。親と喧嘩しても、友達を失っても、本を汚しても、家が燃えても、飲みすぎても、、

アルパチーノといいジョージクルーニーといいアンソニーホプキンスといい、どうしてあんなに気品があってダンディで圧倒的にカッコいいんだろう。往年のハリウッドスター陣って画面で見てもやっぱりオーラが格段に違う。

エマストーンの「HELP」、フェリシティジョーンズの「ビリーヴ」では闘う女性たちの姿からとても勇気をもらった。これらを観て私もいつまでも無学のバカ女ではいけないと思ったのだ。ルースギンズバーグのように知性のある勇敢な女性でありたい。「ビリーヴ」は実話ベースでご本人も登場しているので、ぜひこれを観て1970年代アメリカにおける性差別闘争について知ってほしいな。

忘れないうちにもっと語っておきたいんだけど明日は父親の還暦祝いなのでここからはベリー割愛♡で

「アイフィールプリティ」はなかなか良かった。よくある"女子が好きそうなやつ"かと思って敬遠していたけど結構良かった。この現象結構あるんだけどどう考えても邦題とポスターデザインのせいだと思う。「マローボーン家の掟」も改悪がすぎる。

日本の配給会社って本当にセンスが悪い。どこも私を採ってくれなかったので(プライドのために言っておくと映像系は2社しか受けていないけど)この際言ってやるけれど君らは壊滅的にセンスが悪いし、"見どころ"とか言って本当に観たのか疑わしいようなトンチンカンな説明文を書く。マーゴットロビー主演の「バービー」が薄っぺらい映え映画のようにしか宣伝されていないのも誠に遺憾である。

それから「ウェスアンダーソンすぎる風景展」ってなんだ?いや、もういいやこれは本当にしょうもない勝手な文句になってしまうから。だけどなんかその、好きなものが消費される感じが嫌すぎるなということなんだ。だがそんなことにまでぐちぐち言うならば、私がこの国を出て行けばいいだけの話である。海外転勤アリの大手に積極的に就活するよう、恋人に勧めようと思う。

待ってやばい、インディの最新作について触れてなかった。運命のダイヤルに何が足りないか考えていたのだけど、絶対にハリソンのニヒルな笑顔だと思う。あれがないとインディジョーンズではないんだ。あれが見たかったんだ私は。どれだけ歳を取ってもいい…アクションが弱々しかったって、そんなことはどうだっていい。ただ昔みたいに笑ってほしいんだ。ハリソン。今作で卒業だなんて、私は悔しいよ。007のボンドみたいに引き継がれていくのかい?それとも、僕たちのインディジョーンズはこれにて永遠なれ…なのかい?

さて、まだまだ書き足りないし触れられていない映画もあるがこの辺で寝ようと思う。ただ最後に未だ私の生活の支柱にあるゴシップガールというドラマについて少しだけ…

簡単に言うとこれはもう完全に内輪揉めについての話だ。舞台がアッパーイーストなので華やかで洗練されていて何もかもに憧れてしまうが、色んな意味でやり合いまくっているだけ。今シーズン4だけれど、ここまでとにかく同じようなことを繰り返し続けている。だけどなぜか面白い。

私はとにかくチャックバスとブレアウォルドーフの最強カップルが好きで好きでたまらないのだ。お互いに、傷つけ合ってしまう、良くないと分かっていてもどうしても惹かれ合って、結局は愛し合うことをやめられない。この、性悪すぎるがある意味めちゃくちゃ一途で真っ直ぐなこの二人が大大大好きなのだ。

チャックがよう分からん女に絆されてただの善人になってしまった時はこの世が終わってしまったと思いながら見ていた。長い闘争を経て、シーズン4-7で二人が不戦協定を破り捨てた後耐えきれないようにキスしたところで死ぬほど興奮した。久々に創作物の一展開に大歓喜するなどした。どれだけ待ち望んだことか…ブレチャ復活本当におめでとう。ケーキを買って1人でひっそりとお祝いしたいくらい、嬉しい一件でした。

唐突だが私はポッツになりたいのだ。どうだこの圧倒的正妻感は。溢れ出る余裕。美しく賢い。トニースタークが過去に遊び倒していたことなど気にもしていない。(少なくとも表面上は)

誰かと生きるということは、自分がどうなりたいかだけでなく、自分がどうなれば他人と共存できるかということも考えなくてはいけないということだ。

人類の中でも特に0か100で考えてしまう私は、己の不安を揉み消そうとするとその他の必要な感情まで消えかける。かと言って無視していると爆発する。
自分が上機嫌な時、結局どういう条件下なのかよくよく考えると、愛されている安心感がある時なのだ。正月、やっと1人の人間として立てた気がしていたが、思い返すとあの時私の調子が良かったのは私の力ではない。悔しいが。

だが、これは多分こういうものなのだ。他人と自分とを完全に切り離すことは、現段階ではもうできないのだ。私のせいではない。己の精神衛生を100%他人に頼るのは間違っているが、相手に与える影響力を理解した上で、互いの責任をもってして成立するものなのだ。

だが、完璧ではない自分と、相手を許したい

"3000回愛してる"はダウニのアドリブらしい。


さて、寝ます。もっと書きたいことがあったはずなので加筆修正する。なのでまあ今は適当に読んどいてよ。


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