Vtuberになる覚悟

月風楼メディアチームです。

Vtuberになれば、人気者になれる。楽に稼げる。始めた方もいるかと思います。


実際そんなに甘くありません。

Vtuberには、実は配信で簡単に稼いでる様に見えて、ほぼ無限の準備作業が見えない所で行われています。

配信準備は全て自分でやる

YouTubeやツイキャスでの配信の準備作業は全て自分自身でやります。時間をきめて、何時からスタート。だけでは終わりません。

イリアムやREALITYなど、配信がお手軽にできるアプリの場合はちょっと訳が違います。

事務所に所属すれば楽?

事務所に所属していても、殆どの場合は変わりません。企画会議など、やってくれる事務所もいるかもしれませんが、基本的に本人にお任せになります。

事務所は宣伝や裏方(配信素材が必要なら作成)など、お手伝いをしてくれるか、万が一トラブルがあった場合、助けてくれる(炎上や体調不良など)縁の下の力持ちです。

SNSなどでの宣伝も、事務所としてのブランド力があれば、個人よりは宣伝力があり、それなりの助けになってくれるでしょう。でも、それ以上の事は特にありません。

だからといって、事務所は何もしてくれない。というわけではないのです。

事務所というブランドイメージが使用できたり、所属のVtuber(先輩や同期、後輩など。)と、気軽にコラボ企画がしやすくなります。

コラボ企画で配信する場合、コラボ相手から探す必要も省けますし、何よりも、デビューからスタートする場合も、事務所で立ち絵を準備してくれます。

立ち絵の依頼だけでも結構な金額がかかります。

一例としてSKIMAのイラストカテゴリをご覧下さい

宣伝・企画は全て自分でやる

個人Vtuberとなれば、当然ですが、配信や動画の企画は勿論、SNSなどでの宣伝も全て自分でやらないといけません。

誰も手伝ってくれない

これは極端です。誰か(友達など)と一緒にやろうとしているなら、手伝ってもらえますが、1人でやろうとしてるなら、全て自分でやらなければなりません。

具体的に何をやるの?
簡単に一覧にすると、こうなります。

  • TwitterなどSNSの宣伝

  • 宣伝で使用する画像の作成

  • YouTubeなどの配信準備

  • 配信画面のレイアウト作成

  • 配信の企画・動画の収録と編集

  • ショート動画や切り抜き動画の作成

  • コラボする場合の相手とのコミュニケーション

  • 企業案件の企業とのコミュニケーション

  • 配信や準備作業のスケジュール管理

これだけでも沢山あります。

これを全て1人でやらなければなりません。

全て1人でやってるからといって成功するとは限らない
当然、全て1人でやっているからといって、成功するとは限りません。
クオリティが高かったり、面白い配信だと、人気が出て来る事でしょう。

実際に、人気Vtuberさんでも、1人でやってる人もいれば、誰かにお願いしている人もいます。

頼れるところは頼る

Vtuberさんの活動を助けてくれる人は沢山います。

  • 配信素材の無償提供

  • Twitterで募集してる無償イラスト依頼

  • ファンアート(配信で使ってもいいかは要確認)

ファンアートの場合は、事前に「配信で使用させてもらう場合がある。」と、Twitterの固定ツイートなどに、ファンアートのハッシュタグと一緒に書いておくと、ファンも快く使わせてくれる事でしょう。

有償依頼で差をつける

活動予算に余裕があれば、オリジナルの配信素材やイラスト素材を作ってもらうのも選択肢です。

有償依頼素材の拘りすぎにも注意

最初からオリジナル素材にこだわってしまうと、

なんか違うなぁ…。
と感じる時があります。
ちょっと違う配信をする時。その素材がイメージに合わなかったり、使いづらいと感じる事もありえます。

そして、もう一つ。

せっかく有償で作ったんだし、使わなきゃ損。

そう考えがちですが、配信に合わないビジュアルでも無理矢理使ったり、お金払ったし、他の素材は無償で使わせてもらえるし、オリジナル素材を主体で画面レイアウト考えよう。

と、貧乏性が発生してしまうと、大変な事になります。

配信画面がワンパターン。マンネリ化。

と言う感じに、ファンが飽きて来ます。どんなに拘り抜いたオリジナル素材でも、ずっと同じものを見てると、視聴者側は飽きて来ます。

毎日カレーばっかり食べてると飽きて来ますよね?

はじめは頼れる所に頼る

最初から予算があれば、がっつりとオリジナル素材を作ってもいいですが、まずは自分の配信の世界感を作る所から始めてみましょう。

いきなりハイクオリティな配信は実は罠

デビューまでの準備をしっかりとして、素材も全て有償依頼でハイクオリティな物を作ったとします。そして、大手事務所の新人Vtuber顔負けなクオリティで盛大にデビューしたとします。

すると、こんな問題が発生したりします。

次回以降の配信のハードルが上がる

デビュー配信にクオリティを上げて、豪華な配信をしてしまうと、それが基準になります。毎回同じクオリティを求められたり、自分がそのクオリティラインに縛られたりします。

デビュー配信で燃え尽きる

準備期間に精一杯頑張って、いざデビュー配信をハイクオリティでやったとします。すると…。

燃え尽きます。

燃え尽き症候群とは?

Wikipediiaより引用

Vtuberデビュー後に当てはめると、こうなります。

  1. 頑張ってデビュー配信の準備

  2. 見事にデビュー配信大成功!!

  3. 視聴者もいっぱい褒めてくれた

  4. 配信たの度にモチベが下がる…

致命的な燃え尽きです。そのまま配信頻度が落ちたり、引退、卒業までいかなくても、プライベートが忙しい。などを理由に配信頻度が減り、そのままフェードアウトしたりしてしまいます。

大切なのは継続する為の計画

配信を続けていくうちに、当然ですが疲れて来ます。その疲れた自分をケアするのも自分です。

頼れるところは頼りましょう。何よりも大切なのは、楽しく配信や活動を出来ている自分を維持していく事です。

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