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日記、VR日記

確定申告を終え、Blenderの世界をやっていた。

アバターのメンテにあと少しで区切りがつく。新しいことはしないつもりだったが、がっつりやったことないことに手を出して、しっかり労力を食われてしまった。

スタジャンに敗北

購入したスタジャンを着せようと、Blenderで色々作業した。体型を整え、ファスナーを作り直し、襟を大きく調整し、テクスチャを色々試し……。

うまくいかなかった。着るところまではいけたが、ボーンが体と合わない。姿勢に違和感があるし、腕が長すぎ、肘の曲げがぐんにゃりする腰の曲げに追従しない等の問題がある。体型を変えたのと、ボーンがVRoidに合ってないせいだ。これを補正するには、ボーンの調整やウェイトペイントに手を出さなければならないだろう。

どちらも厄介だし、すでに疲れていたので、いったん諦めることにした。

パーカー作り

とりあえず既存の服でいいやとなった。とはいえ缶バッジが合う服が欲しかったので、パーカーを新規に作った。

作ったといっても、改変と組み合わせなので労力は小さめ。

肩出しパーカーは以前やりたかったが、腕の突き抜けが解決できなくて諦めていた。今回、「肌テクスチャをごっそり削っても良いのでは?」と思ってやってみた。

胴体が大きく欠けた状態だが、陰影に見えるので意外といける。こうしないと、VRoidは腋のあたりが突き抜けやすい。

既存服の強化

既存の服も、せっかくなので軽く手を入れたい。

このシャツはお気に入りだが、襟がメッシュじゃなくテクスチャなので、VRで見るとペラさが気になる。「襟を足すだけなら簡単なのでは?」と思って、Blenderで作ってみることにした。スタジャンで思い出したBlender操作を忘れないうちに。

めちゃくちゃ難しかった。

襟の立体がそもそも難しい上、ボタンを掛け違えている設定なので左右非対称で、オーバーサイズでもあり、難しさしかなかった。普通に作画の勉強になった。何度か諦めようと思った。

しかしできた!

崩壊!

ボーンを動かすと砕け散ってしまう症状に悩まされた。ウェイトペイントが勝手に消えたり、面が裏返ったり、ほとんどすべての段階で躓いた。その詳細はここには書き切れない。

Unity段階でも躓きつつ、なんとかVRChatに持って行ける状態になったのだった。

容量との戦い

服ができたら、あとはVRChat用にまとめるだけ。炎のパーティクルを仕込んだりしながら軽快に作業を進めた。Quest対応もした。

が、VRChatに上げるとアバターランクがVerypoorになる

SDKの判定ではMediumやPoorなのに、VRChat上でだけVerypoorになる。しかも過去にあげたアバターもVerypoorになっている。バグか?

ioで教えてもらったところ、VRAM容量の制限が最近追加されたらしかった。

これまでVRChatでは、マテリアルスロットの数はランクに影響したが、マテリアルそのものの数やテクスチャの量は(それほど)影響していなかった。なので、自分のアバターはマテリアルやテクスチャをふんだんに使う設計になっている。それが仇になっているようだ。

VRoidでマテリアルを削減すると、こういう無駄な領域ができてしまうせいもある。肌と髪が一枚になるので、マテリアルスロットは絞れるが、テクスチャ的には削減しにくい。

着替え用に裸にしているせいもある(本来は隙間に服のテクスチャが入る)。しかも服ごとに肌を削り分けたい場合、これを何枚も扱うことになる。

もう着替えを諦めるか、Verypoorでもいいか……と思いかけたが、けっきょくVRoidからやり直して、Blenderでマテリアルの振り分けを直した。ほぼオーバーホールだ。

肌と髪を分けておくと、個別に直しやすくなってメンテ性が上がる。着替えにこだわっているのもメンテ性を上げるためなので、やっておきたい作業ではあった。

甲斐あって、容量問題はクリアされた。

揺れ物を追加

リングジップをVRで見るとペラくて寂しいので、揺れ物化することにした。

ということでモデリング。労力をかけないというコンセプトはどうなった?一連の作業でBlenderに慣れてきて、「できそうだからやる」の気持ちになっている。テクスチャをまとめる方法を覚えたので、マテリアルも容量も増やさずに済むし。

……と思ったが、金属っぽく塗るのが思いのほか難しい。

マテリアルを増やすことにした。シェーダーを変えれば楽に金属らしくなって、見た目にも豪華だ。せっかくだからジッパー部分もモデリングしよう。

Happy End…

マテリアルスロットはカツカツになった。缶バッジに使うスロットがなくなったので、そういうのは服や体に入れてみたらいいかもと思った。

このように、思い付きでやることを増やしたり、方針を軽率に変えたりした。Blenderにだいぶ親しんだので、忘れる前に覚え書きを作りたい。

「Vroidで作った服にBlenderでちょい足しする」というスキームは、見栄えと労力のバランス的には実際悪くないのではなかろうか。

あとやる事

作り直したので、Quest対応をもう一度やる必要がある。

あとパーカーの紐の場所を直すのと、柄にちょっと手を加えるのと。

しっぽはまた今度でいいや。

髪はエミッション入れてるけど、もっと脈打つように光るといいんだけど……。

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