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アフリカ大陸を踏み締めてNo.18【けん玉で兄弟を作る】

「10年以内にアフリカへ碁盤を持っていく!」
貯金なし、人脈なし、実績なしのフリーターだった男が
そう宣言したのが2018年だった。

それから5年、たくさんの人の力を借りて
調査としてついに2023年3月、アフリカの地へ!
3週間、布のおろしをされている現場を見学しつつ
どうやったらコミュニケーションが取れるのか
どうやったら仲良くなれるのかを考え続けた。
そんな奮闘記をご覧ください。

別れとベッドの謎

ドーゴ渡航18日目。
この日は、2人目の仲間が帰国するため、僕たち彼を見送ることになりました。

最初は5人だった旅の仲間が、ついに3人にまで減りました。
残り1週間となり、自分自身の帰国も少しずつ近づいていることを改めて感じました。

人数が3人になったことで、ホテルを変更しました。
同じホテルに8日以上滞在していたため、食事のパターンにも飽きがき始めていました。
そこで、少し雰囲気を変えてベナンに近い場所にあるホテル「マライア」へ移動しました。

3人分の荷物を乗せるため、車の上に乗せてロープで括るというドーゴスタイルで移動しました。笑
安定の交通法があってないようなゆるゆるさなんだなと毎度思います。
笑える光景でしたが、なんとか目的地に到着しました。

マライアに移動したことで、嬉しかったのは男子3人のタコ部屋から個室に移ることができたことです。


個室のベッドはアフリカプリントのかわいらしい生地でした。
他のメンバーとも話していて疑問が一つありました。
トーゴのベットはどこも幅は広いのですが、なぜか縦が微妙に足りない…
(僕の身長は172cm)
なのでいつも斜めに寝ることになります。
トーゴの人は僕よりも背が高いか低い人が多いのですが、背の高い人はやっぱり
斜めに寝てるのかな?
この謎を解いてくれる人がいたら嬉しいですね。笑

けん玉で兄弟を作る笑

街へまた布の買い出しへ行く前に、ロメで街を案内してくれているパシィとけん玉をしました。
意外と器用ですぐに大皿に乗せられるようになって、2人で同時に乗せる動画を撮りました。


成功した瞬間にお互いハグする喜びようです笑
そしてよく見ると笑顔で動画を撮っている後ろには、「静かにしてください」と書かれてあります笑

パシィはとても明るく優しい人柄で残り数日を楽しく過ごすキーマンになる人です笑
彼のおすすめで、レストランでシャワマを食べることにしました。


皿の端に付いている醤油に感動しました。
若干、日本で馴染みのある醤油と違いますが、少しでも日本を感じることができてめちゃくちゃ嬉しかった…
シャワマは餃子ドックのような美味しさでした。

午後は、アフリカ布の調達に費やしました。
中須さんが大量の布を買い込んでいる様子を見ながら、私は軒先で子供たちと遊びました。
けん玉を渡して遊んでいると、女の子のお母さんがけん玉を奪い取って挑戦し始める笑
子どもたちが遊んでいると後から来た大人が奪ってやってみるのはよくある光景です笑
自由な雰囲気に笑顔があふれていました。

トーゴで一番好きな味

晩御飯はチャーハンを食べました。


めちゃくちゃ美味しかったです。
特に緑色のソースは、青唐辛子を叩いて塩を入れた「エベシ」というソースで、激辛ですが爽やかな辛さがありました。
このレストランでは、エベシを別皿で提供してくれるので、辛いのが苦手な人でも自分好みに調整できるのが素晴らしいです。
僕たち3人の意見が一致し、このレストランを最高のレストランと認定しました。
笑い声が絶えない楽しい食事の時間でした。

ホテルに戻ると、ホテルスタッフがけん玉をやりたいと言ってきました。
夜は静かにしろと書かれているにも関わらず、大きな皿でけん玉をやって大騒ぎになりました。
しかし、この率直な感情の表現がとても好きです。笑

本当にけん玉は最強の友達づくりツールですね。
旅先での出会いや交流を楽しむには最適です。笑


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