自由には強さが必要〜基礎があるから自由になれる〜
ご覧いただきありがとうございます。
カフェと囲碁ひだまりの八段塾塾長つかさです。
囲碁は、19路盤のどこに打ってもいい
自由度の高いゲームです。
しかし、「好きに置いていい」「自由に打てばいい」と言われても
自由ってなに?
なにをすればいいかわかならい。
どうしたらいいか教えてほしい。
と思う方にむけて、本記事では自由をてに入れる前に必要なことをお伝えします。
本記事の対象者
・自由に打つことに悩んでいる方
・自由ってなに?という疑問を持つ方
本記事では、自由に打つとはなにか
自由になるためにはなにが必要なのかを解説します。
基礎がなければ自由はない
自由に打つには、ベースとなる知識(基礎)が必要です。
自由とは、既存の考え方にとらわれない柔軟な発想のことを言います。
ベースとなる知識(基礎)がなければ、それは自由ではありません。
かたなしと言います。
例えば、バラの絵を描いてくださいと言われた時
バラという花を知らなければ、描くことはできません。
バラにたくさんの色があると知らなければ
赤色以外のバラを描くことはできません。
バラの農園を知っていれば農園を
花束を知っていれば花束を
バラにトゲがあることを知っていればトゲを
描くことができます。
ベースとなる知識(基礎)が多ければ多いほど
自由にバラの絵を描くことができます。
自由と考えないことは違う
いやいや、囲碁であれば着手禁止点じゃなければ
どこに打ってもいいんだから、いつでも自由に打てるじゃないか
と思うかもしれません。
たしかに、なんとなく石を置いて打ち進めることも囲碁ではできます。
しかし、自由であることと考えないことは同じではありません。
ただバクゼンと石を並べて「自由だ」というのは、
自由ではありません。
サッカーでボールを手でもってゴールに放り込んで
「これが俺の自由だ!」と言っている人はいません。
自由とは、結果に至るまでのプロセスを柔軟に発想することです。
自由にはゲームを成立させるためのルールの把握、
そして、結果を得るために必要な技術を持っていなければいけません。
つまり、自由とはなにも考えずに行動することではありません。
結果を出すためのプロセスを柔軟に発送することであり、そのためには常に考えていることが重要なのです。
自由をてに入れるための基礎
自由になるためには、ベースとなる知識(基礎)が必要です。
自由を手にするための知識とは、以前の記事でも書いた
『型』が大切です。
https://note.com/tsukasatabigo/n/na5d5e2efdd9d
この型が、1つでは足りません。
型が10個、20個と増えていく中で新しい考え方の組み合わせを発見する時があります。
その新しい組み合わせこそが柔軟な発想になります。
つまり、自由に打てないことについて悩んでいる方がいればそれはベースとなる知識の『型』がまだ少ない証拠です。
逆にいうとやることは明確で型の模倣を続けましょう。
大量の模倣の先に自由があらわれます。
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最後まで読んでいただきありがとうございました。
つかさ
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