Notionのポテンシャルとハードルの高さ
(約 1,800文字の記事です。)
Notionという(タスク)管理ツールがある。色々便利に使える。特にデータベースの実装。最近のアプデでガントチャートも導入できるようになった。私の知る限りでは、最も高性能な(タスク)管理ツールだ。
タスクの管理に限らず、色々なことができる。情報の集積所であったり情報分析ツールであったり。色んなことを管理できるツールだ。
だがハードルもいくつかある。
英語インターフェース
今のところ英語のみだが、今年中に日本語UIも実装されるとの噂がある。とはいえ、海外謹製ソフトの和訳は、あまり期待できない。なのでまだしばらくは英語UIでの利用となるだろう。
英語UIってだけで使うのをためらうユーザーが日本には山ほどいる。分かる。だが3DCGでは逆に日本語UIのソフトの方が希有だし、YouTube動画でも英語ならば世界中の色んな国の人が配信している。もう日本語UIにこだわっていては何も情報を得られない。
とはいえ、そんなユーザーは何%くらいいるのかと考えると数%と考えるべきだろう。なのでNotionの英語UIはまだハードルが高いといえるだろう。
データベースを扱うということ
My SQLなど、何でもいいので一度でもデータベースに触れた経験と知識があるかどうかで、Notionへの親和性が大きく変わる。そして9割以上の人は触れたことがないはずだ。なのでデータベースを扱うことの癖と利便性について分からない状態でスタートする人は、いきなりハードルが高い。Notionに限らず、データベースを利用した何かをするためには、データベース特有のお約束ごとと対処方法を知らなければならない。それがない状態でNotionに触れれば、Notionの癖なのかデータベースを扱う上での一般的な癖なのかが分からずカオス状態に。
UI設計・Webの知識
実はこれもあるかないかでだいぶ利便性が変わる。Twitter、Line、FacebookなどのSNSしかやったことがない人がNotionを触ると、UIに相当する「ページ」の作り方でまた引っかかるだろう。単なるテキストメモのページだけならばNotionを使う必要がない。ぶっちゃけ、紙と鉛筆、ノートと鉛筆で事足りる。そういう部分もまたハードルを上げる。
タスク管理にしても、TickTickや他のタスク管理ソフトを使ったことがあるかないかでもまたなじみ方が違う。カンバン方式って何ですか?という人には魅力が伝わりにくい。そこからかよ、ということになってしまう。
使いこなせれば唯一無二の絶対ツール
これは間違いない。私の知る限り、データベースを処理できるタスク管理ツールはNotion以外では知らない。ほとんどのツールはアナログな紙とフォルダの管理をデジタル化したに過ぎない。仕組みそのものは、アナログ自体を踏襲している。
ところがNotionはデータベースを実装している。これが大きい。データベースは分析に強い。しぼり込み検索によって色んな角度から情報を分析できる。それをページというUIに実装できるわけだ。もうスモールウェブシステムなわけ。
これ以上は長くなるのでブログをご覧下さい。
https://www.yamato-tsukasa.com/entry/notion-intro-overview-first
知的活動をする上で、もしかしたら、Notionを使っているか否かで、大きな差につながるかも知れない。いや、知的活動に限らず、何かを計画的にこなす上でも大きな差になるのかも知れない。
今日はとりあえずNotionの持つポテンシャルの片鱗に触れた段階での、素直な感想を日記にしました。明日以降も少しずつ開拓する予定。
今回の創作活動は約45分(累積 約2,270時間)
(592回目のnote更新)
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読んでくれてありがとう。気長にマイペースに書いてます。この出会いに感謝😊