Udemy動画の声の重要性、動画でやらないほうがいいこと一覧
昨日はマイクを買ったよ!という記事を書いた。今回は「なぜマイクが重要なのか?」についての私見を書こうと思う。Udemy講師必読です、多分😊
(約 3,900文字の記事です。)
私が買ったコースは全部高音質
私がUdemyで色々学び初めて30本以上は購入したと思う。中には返金申請したものも何本かある。そもそもその前にプレビュー動画で買うかどうか判断する。視聴本数はもう数え切れない。
そんな中、私が身銭を切ってでも買いたかったコースの共通点、それは、例外なく音声がクリアに収録されている、ということ。
逆に言うとなぜか、プレビューで「内容のみで」判断した場合であっても、ボツコースのほとんどは「ひどい音声収録」であることが多かった。例えば、
安いコンデンサマイク?だろうか、ルームリバーブ(室内残響音)がひどくてとても聞きにくい
そもそも声の音圧(音量)が他の一般的なUdemy動画と比べても小さい
ルームリバーブは最悪
部屋の残響音、エコーがかかっているように聞こえるアレね。とても発音が聞きにくくなる。要するに、内容以前に「聞いていて不快」なのだ。内容以前の問題。
というのも受講生はこれから何時間もその声を聞くことになるわけだ。内容以前に「不快な声」など聞きたくもないわけで。
やはりというか、ダイナミックマイクを検討した方がいいと思う。私がもしUdemy講師をやるなら、こちらの記事で紹介したマイクとマイクアームとオーディオインターフェースでXLR接続すると思う。
でもとりあえずはUSB接続でもいいと思う。
音の最低限の編集処理は必要
動画編集ソフト上でもノイズを減らす処理は可能だ。その過程で音量や音圧の調整もしておこう。その一手間でグンと聞きやすくなる。動画編集テクニックの中に、一般的な音量になるような設定方法や確認方法は枯れた技術として既にある。なのでそういう常識的なテクニックを早く身につけて「動画シリーズ全体で統一感のある音量、音質」を目指そう。1本目と2本目の動画音量が違いすぎると、これもまた信頼に関わる。
しゃべり方と進行の仕方
さて、実はマイクの話はこれで終了😖 だってダイナミックマイク買えば全て解決なのだから。金+モノで解決できる課題ならばさっさと解決しておいたほうがいい。
さて次がコンテンツ、中身の話ね。
明らかに「思いつき」で話している(話す内容が単語単位で精査されていない)
舌打ちが多い(本人無自覚だろうがとても気になる💢)
無言の時間が多く、かといってその時間に画面に意味のある操作もない
Udemy動画に「即興」は要らない
もしYouTubeでリアルタイム動画配信なら、即興もありだ。ライブなのだから。だがUdemy動画は編集後の「切り抜き動画」なのだ。なのでムダは全部カットできるはずなのだ。そういう手間を掛けるかどうかが既に講師選びのふるいにかけられている。どう考えるかは各自の自由だ。
即興はムダに長い動画になるパターンが多い
そしてこれも体験談だが、こういう「即興でダラダラと止めどなく話す講師」のパターンは、ムダにコースの時間数(尺)が長くなる傾向にある。例えば「ちゃんと台本を作って(一字一句読むのではないにせよ)、話す単語を精査して、グラフィカルに分かりやすい動画を用意した場合」の動画が3分で済むのに対して、即興で話ながらトロいタイピングで、ともすれば誤字を打って訂正して、ダラダラと話して7分の動画だとしよう。前者は3時間のコースで、後者は7時間のコースになる、例えばね。
そうすると、分かりにくいコースをダラダラと7時間も付き合わされる受講生はたまったもんじゃない。そういうコースに当たったら即返金申請対象だ。
舌打ちは厳禁
コツコツとカットするか、意識して舌打ちの癖を直そう。受講生にとってその舌打ちは「不快」でしかない。意味のない情報なのでカットしてほしい。
無言の時間、無意味な時間はカット編集
これも粗悪なコースに多い。要するに講師が動画編集の手間を惜しんでいるパターン。そもそも見せるものもなく、無言になるのは講師側の準備不足を示している。流れるように上から下にスパッと、リズムよく前に進められるように事前準備してから録画すべきだろう。
なので受講生にとっては無意味に無言の時間は単なる「時間泥棒」でしかない。編集でカットするか、よどまないで進行できるように講師は工夫した方がいい。
プログラミング系の動画で「あなたのタイピング」は見る必要がない
これ、プログラミング系の動画でかなり多いのだが、あなたのトロい、打ち間違いの多い、タイピング動画を垂れ流さないで!と思う。辛辣な表現だが現実でもある。受講生の視聴時間は受講生の資源なのだ。それを奪うようではいけない。
だが返金対象コースの講師は、まずタイピングが遅く、打ち間違えも多い。ミスタイプの打ち直しの動画に価値は全くない。そんなものは編集でカットだろ?講師のプロフィールには現場経験X年など書かれているが、それ、本当に職業プログラマのタイピング動作かな?と思う講師もしばしば。
だが受講生の視点で言えば「ムダにコードをタイピングする動画を全部編集して欲しい。ミスタイプのない完成済みのコードが見える状態までカット編集か早送り編集してほしい」と思う。もちろん講師の編集の手間は大変なモノだが、それは残念ながら受講生には関係ない。高評価のための努力をするのが講師の仕事の一部であると思う。やるかやらないかは自由ですが。
【まとめ】講師が意識して「やらないほうがいいこと」
なのでUdemy動画作成では、少なくとも以下のことは講師は意識して「やらないように」した方がいいと思う。
ルームリバーブの効いた録音
声が聞き取りにくい録音
音量調整されていない動画
即興で垂れ流しの動画
無意味に無言の時間が多い動画
舌打ち音の多い動画
ムダにタイピングを見せる動画、ミスタイプを修正する動画
これらについてはおそらく、
マイクの選定と録音環境の見直し
動画撮影計画と事前準備
丁寧な編集作業
これで全部解決できる。ここまで来た上で、まったく別件で「内容の評価」があるものだから、Udemy講師は大変だと思う。ハードルがいくつもあって、それらとは別に「中身の評価」があるわけだから。
だが中身の評価に辿り着く前に、受講生目線で色んなふるいにかけられた上で「動画視聴の続行の有無」を判断されるわけだから、大変。
なのでUdemy講師の「話の中身以前の作法」として、上記のやってはいけないことについてはクリアしておいた方が無難だと思う。
というわけでマイク音質にドキッとした人はマイクの見直しを検討してみてはいかが?
今回の創作活動は約1時間15分(累積 約3,903時間)
(1,147回目のnote更新)
読んでくれてありがとう。気長にマイペースに書いてます。この出会いに感謝😊