雪山テスト1-1

風景CG 雪山 なめてた ごめんなさい (VUE練習 17)

The 慢心。全然リアルに仕上がりませんでした。懺悔。

色々頑張ったけど、これが限界。単なる真っ白な雪山じゃなくて、頂きに雪が積もって、麓は濃い緑色のイメージだったが、なんだか色々ヘンテコ。クレーターが多数ある。地形もちょっと不自然。無限遠の山を作るモードだと山の形を細かくカスタムできないという罠にはまる。

どちらかと言うことこちらの色合いのほうが理想的だが、山の形が不自然すぎる。色々いじっている内に山肌のデータが何処かに行ってしまった。

真っ白っぽくするならなんとかなるが、それは理想の雪山じゃない。

ちょっと惜しい。

こちらは本物の写真。解像度感が違うのはいいとして。まず画角が狭いよね。CGのほうは広角過ぎる。風景写真と物撮りとの違いもあるけれど。

あと、カメラの高度。写真のほうはそんなに高度がない。CGのほうが高高度からの俯瞰になっているが、実写のほうはそこそこの中高度から水平よりやや下向きの狭い画角だ。だから、山の傾斜の大きさや立体感がよく分かる。どちらかというと山の一角がきちんと写っているという印象。

対してCGのほうは、広角過ぎて山脈がよく分かるが、1つの山としての描写ではない。

VUEの使い方で引っかかった部分が多数ってのもあるが、1枚の画像に切取った後の完成イメージがないまま風景を作っても、無限の風景作りの泥沼にはまるという痛い教訓を得た。物のモデリングだと立体イメージが作りやすいが、360度の風景となると、さすがに脳内イメージができない。これが敗因。

やはり、教科書のあるZbrushと比べて独学自習しか手がないVUEは、ストレスフルで時間を食う割には進まない。できることとできないこととの温度差が激しすぎる。VUEでチャレンジしようという気が起こらない。

さらには、風景CG単体での評価が難しい点。どうしても実写の風景との比較となり、不必要なリアリティの追求に走りがちになる。だが、実際には、モデリングされた紙粘土細工たちの背景になるわけで、背景「だけ」が超絶リアルになればなるほど、キャラや小物が「浮く」可能性すらある。風景CGだけを単発で作って評価することの危険性がここにある。実は「そこそこ」でいいはずなのに、無駄に時間とエネルギーをかけてリアリティーを追求する危険性。誰得。

しばらくはVUEを塩漬けにしようか迷う。今のところ、大したノウハウがあるわけでもないし、忘れたとしても惜しいほどの記憶がない、気がする。ある時期にまとめてVUEだけをやりまくったほうが得策な気もしてきた。となると、今はキャラや小物のモデリングに集中すべき時かな。

今日も一日幸せに生きることができました。感謝。
明日も皆様が幸せでありますように。



(149回目のnote更新)


読んでくれてありがとう。気長にマイペースに書いてます。この出会いに感謝😊