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WordPressについて調べ物

(約 3,800文字の記事です。)

私は本来ならば本気で何かを学ぼうとしたときには書店で専門書を買うタイプなのだが、WordPressについては「まずはウェブベースで調べてYouTube動画を中心に学ぶかも」しれない。

WordPressの情報はかなり多い

WordPressの情報はそれだけネット上に無数に存在する。もちろん書籍の方が執筆者&校正者によってある程度は信頼できる情報になっているはずなのだが、ウェブの情報は集合知に価値がある。複数回出てくる同じ内容ならば信頼性が高い。

またWordPressは日々進化するので、書籍の古い情報が今の状況に合致しているとも限らない。なので、今回はウェブベースでの学習をベ-スとし、ある程度情報が固まったら書店で立ち読みして「それまで知らなかった細かい情報」を補充し、必要ならば買うことにしようと思っている。

WordPressの概要が見えてきた

WordPressというとどうしてもブログを作ろう、SEO対策、アフィリエイト、マネタイズの話が出てきがちだ。だが知りたいのはそこじゃなかった。もっと全体的な俯瞰した情報なのだ。保守の点。

色々調べた結果、いくつか分かった。

WordPressはサーバに設置する以外に自宅PCにも入れられる

これはまるでWindowsなどの仮想マシンみたいだな、と思った。もっとも、サーバもある意味PCなので、サーバに設置できるならばPCにも設置できるわけだが、 Local by Flywheel というツールでサーバ環境そのものをPC上でエミュレートしつつWordPressを入れられるので、仮想マシンと思っていいだろう。

そしてその良いところは、仮想マシンで仕上げたWordPressの設定周りを含めて、丸ごと本番用のサーバに移植できるプラグインがあること。All-in-One WP Migrationというツールだ。

こうすることでサーバで公開する前に、非公開状態の自宅PC内でいくらでもテストができる。プログラムで言うところのデバッグ作業ができる。その間誰もアクセスしない(できない)ので都合がいい。またこれは日々アップデートするWordPressやそのプラグイン群をサーバに適用する前に不具合がないかPC上で動作テストして、問題ないことを確認した上でサーバに適用できるという安心感もある。サンドボックスも兼ねる。

そして実はレンタルサーバ契約前にPCさえあればこれを使ってサイト構築を始められるのだ(笑)ま、1ヶ月以内に公開するならばどのみち初期費用無料期間中の昨日に申し込みを終えてお得だったことは間違いないが。


う~ん、こう考えると、やはり、「ブログをつけたい=WordPressで、」というのはかなりハードルが高いと感じる。ブログ+ウェブサイトなど、明確なモチベーションがないと普通の人は挫折しそう。もちろん表面的に設置して何となく触ることは1時間もあればできるだろうが、問題は保守なのだ。WordPressはセキュリティ対策も含めて丸ごと自己責任だから。運用中にデータ消失などのリスク回避策を用意しておく必要がある。

バックアップツールも当然あった

このソフトの他にも、BackWPupという丸ごとバックアップ&復元ツールもある。これで定期的にバックアップしつつ、各種アプデ時にはローカル環境でテストして問題なければサーバにアプデ適用、という隔離対策を取れる。

このバックアップと復元という工程があれば、迷わず進める。


教材は山ほどウェブ上にある

ソフトウェアの操作なので動画の方が分かり易い。そしてYouTubeにはたくさんのWordPressのチュートリアル動画がある。これらを片っ端から実践すれば、恐らくは8割程度は使えるようになる気がしている。

主にブログを構築するチュートリアルが多めだが、探せばウェブサイト構築のチュートリアルも出てくる。これらを使って学び、実践し、自分の理想のウェブサイトをローカル上に構築する。ある程度できたら公開してしまおう。その後、本屋に行ってWordPressの書籍を立ち読みし、足りない知識を強化し、それで不足分を更に強化して更新すればいいと思っている。

多くのチュートリアルではいきなりサーバにWordPressをインストールして作業開始の紹介が多いが、上記のことを考えると、最初からローカル開発>サーバ適用、のループを回した方が安全だ。

まずはサーバ側の既存環境をバックアップすれば、あとは毎回のローカルからの移植用のデータ(ファイル)もバックアップになる。変化の前後の完全なバックアップがあると安心だ。

WordPressでできることを知ると既存サービスに戻れない

そんなチュートリアルや情報収集をしただけもWordPressはかなり簡単にかつ柔軟なインターフェースを作れる。もちろん私の場合はテンプレート依存なので、CSSやPHPをチューンして何かをするつもりはない。が、それでもテンプレートの機能を駆使してできることがはてなブログやJimdoとは桁違いだ。この点を考えると、なるほど確かに最初からWordPress+優れた鉄板のテンプレートでスタートした方が、長期的にみて便利、と言えそうだ。100記事も書けば効率の点でWordPressの学習コストなどを超える気がする。アフィリアエイト設置や管理の効率なども考えると完全にWordPress一択だと感じた。

無難にCocoonで

簡単に調べただけでもコクーンというテンプレが優秀だと分かる。どうりで似たようなブログが多いな、と思ったらそれだった(笑)私の場合は別に個性を出して差別化したいわけじゃなく、アクセスしやすい使いやすいウェブサイトであれば何でもいいのだ。似たり寄ったりでも問題ない。勝負の中身は「コンテンツそのもの」だからだ。

コクーンは有名な無料テンプレであり、アプデも頻繁で利用マニュアルも充実しているので、WordPress初心者には扱いやすい。どうりで人気なわけだ。特にアフィリエイトに関する色んな効率化の仕組みが整えられているので、そりゃWordPressでブログでマネタイズを考える人はまずは使ってみるという流れが良く分かる。だから似たり寄ったりな(略

【結論】ローカル環境でWordPressをテストしながらサイトを作る

なので、レンタルサーバを契約したが、結局はまずはPCにローカル環境をセットし、WordPressを入れ、YouTubeで学びながらそこに色々プラグインを入れたりWordPressの操作をテストすることになる。

なんだ、やろうと思ったらその日からWordPressは学べるんじゃないか!


おまけ WordPressはPhotoshopやZbrushやBlenderみたいに「ソフト」でしかない。何を作るかが重要

結局、WordPressを知ってみれば、WordPressもまた単なるソフトウェアなのだ。Zbrushの機能を知り尽くしても、作りたいものがなければ優れた造形師にならない。同様に、Photoshopを知り尽くしても写真を美しくレタッチできるとも限らないし、AI機能を生かした斬新な画像加工ができるとは限らない。BlenderやMayaを知り尽くしても、優れた3DCG作品ができるわけじゃない。


WordPressはツールでしかない。単なる道具だ。そして道具が成果を生み出すことはない。成果を生み出すのは常に「そのツールを使う人間」なのだ。


だからWordPressを使えば優れたコンテンツができるわけじゃない。それを使いこなす側の技量次第だ。もっと言えば、コンテンツの中身や魅力は、道具に依存しない。HTMLタグ打ちでも面白い小説は書けるし、WordPressで着飾っても「中身のない薄っぺらな情報ブログ」にはリピートしたくはない。

そういうことだ。

WordPressは道具でしかない。

ただしデジタルツールなので、結果を得るための効率化は可能だ。あとは使い手次第ということになる。その点で言うと優れた有料無料のテンプレを選んで使い始めることがその効率を大きく左右することは間違いない。が、効率しか違わないので、そこから得られる結果は、最終的には「コンテンツの魅力」次第だろう。

とりあえずは、ショボくても何でもいいから「伝えたいものをシンプルに伝えられるウェブサイト、構造」を作れればいったんは公開したいと思っている。ローカル環境内のサイトには絶対にアクセスがないから(笑)アクセス数UPと認知性の向上が目的なので、それを忘れないようにしたい。

目的と手段を間違えないこと。

まずはLocal by Flywheelのインストールからだな。

なぜWordPressを始めようと思ったかの記事はこちら。



今回の創作活動は約1時間(累積 約2,583時間)
(690回目のnote更新)


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読んでくれてありがとう。気長にマイペースに書いてます。この出会いに感謝😊