3DCGを線画の顔に使えるかテスト
画力の無さを3DCGで補うというコンセプトを忘れそうになったので、表情テストの中に3DCGを組み込んでみよう。
以前作った無名さんモデル。顔型が丸すぎるのだが、暫定これを利用してみる。髪もただの板ポリなのだが、線画の下絵に利用する分には問題ない。目と眉はポリゴン上に直接ペイントしただけのモデル。まぶたの立体構造はない。
なので、色んな角度から見ると、瞳の凸形状などはない。はたして、これをトレースして線画にした場合にどうなるかのテスト。
意外と悪くないぞ。線画のほうが微妙な表情のニュアンスを出しやすい。丸顔の特徴が残念ながら素直にしっかりと現れてしまった。
また、目鼻口のバランスは当然の如く破綻しない。立体モデルできちんとバランス取りができているのだから、当然といえば当然だが、これは私にとって一つの大きな収穫だ。
なぜならば、顔の立体モデルを作って、真正面から見てバランスを取るようにポリゴン上に下絵を描けば、後はどの角度から描こうともバランスが破綻しない、ということになる。つまり、デッサン力の無さをポリゴンを利用することでカバーできると言うこと。これは重要。なぜならば、何度もバランス取りをするための試行錯誤をせずにすむからだ。勘と経験によるバランス取りではない、ロジカルなアプローチ。何度もやり直さずに一発で決められるというガイドライン(指針)が私にとって重要。なぜならば、試行錯誤それ自体は全く不要なことだから。無駄と言っていい。それは修行でしかないからだ。アウトプットだけが欲しいのだ。
ただし、角度があまりにきついと、さすがにのっぺらぼうなので立体表現破綻が生じる。この辺は線画の学習知識にて補うような線のいれかたが必要だ。恐らくはまつげの厚さ表現の変更でカバーできるだろう。
(209回目のnote更新)
読んでくれてありがとう。気長にマイペースに書いてます。この出会いに感謝😊