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政治講座v213「盗人猛々しいロシアには敵地攻撃能力(反撃能力)が必要」

憲法第9条で日本人の財産と生命を守れるとまだ思っている政党・政治専門家がいるなら、是非とも問いたい。米国の核の傘のお陰てある。しかし、日本だけが核攻撃されるとき米国は同盟国として核攻撃をするのであろうか?否である。「米国第一」主義に国策が変わっているのである。米国が核攻撃された時以外は、我が身大事で、日本を守るための核攻撃はしない。自国の防衛は自国で守らなければならないのである。「神は自らを助くる者を助く」が、建国以来の米国の精神である。今回も報道記事から論じる。

           皇紀2682年4月29日
           さいたま市桜区
           政治研究者 田村 司

はじめに

盗人猛々しいとはロシアの事である。憲法改正核兵器の開発弾道弾ロケットの開発防衛力増強が必要となって来た。ロシア・中国・北朝鮮などの世界がきな臭くなってきた。急ぐ必要がある。日本人の生命・財産が奪われ、侵略後、国民の自由が奪われ強権政治が行われたら末代まで浮かばれない。戦いの準備が必要である。吾輩は古希を過ぎたが、侵略されたら武器をもって、吾輩も子孫のために戦う決意でいる。

自衛目的で敵ミサイル基地など破壊…「反撃能力」保有を明記、自民が3文書改定への提言了承

読売新聞 2022/04/26 11:15

 自民党は26日の総務会で、政府が年末に予定する国家安全保障戦略など3文書の改定に向けた提言を了承した。日本に武力攻撃が起きた際に自衛目的で敵のミサイル発射基地などを破壊する「反撃能力」の保有を明記した。近く岸田首相に提出する。

 相手領域内への打撃能力は一般的に「敵基地攻撃能力」と呼ばれてきたが、先制攻撃との誤解を避けるため、名称変更を求めた。反撃能力の英語表記は、「counterstrike capabilities」衛費に関しては、北大西洋条約機構(NATO)の加盟国が国内総生産(GDP)比2%以上の国防費を目標としていることに触れたうえで、「5年以内に防衛力を抜本的に強化するために必要な予算水準の達成を目指す」との文言を盛り込んだ。

 安全保障の認識は、ウクライナ侵攻を続けるロシアを「現実的な脅威」、中国を「重大な脅威」と位置づけた。


プーチンのロシア軍が北海道へ侵攻したら…防衛省が覚悟する「決戦」のシナリオ 「北の守り」の要、旭川の運命は

週刊現代 2022/04/29 

プーチンはもはやどう動くか分からない。近年は中国と北朝鮮への警戒ばかりが叫ばれていたが、いまはロシアこそ、もっとも予断を許さない相手である。そして、その最前線は「北の守り」の要、旭川だ。

3ヵ所から同時侵攻

北海道旭川市は明治時代中期から「軍都」として栄えた。「最強師団」と謳われた、大日本帝国陸軍第7師団が駐屯し、旧ソ連に対する北方の守りを担う最重要拠点だったからだ。

現在も陸上自衛隊の中で「精鋭」と呼ばれる、北部方面隊直轄の第2師団が司令部を置く。約8000人を擁し、最新鋭の装備を有する全国でも最大規模の師団である。

この旭川が戦火にさらされる日がやがてやってくるかもしれない―。

ウクライナ侵攻をめぐり、すでにプーチン大統領は日本を「非友好国」、つまり敵国と認定した。さらに、4月1日にはロシアの大物議員である、政党「公正なロシア」の党首、セルゲイ・ミロノフ氏が、「ロシアは北海道の権利を有している」と見解を表明し、日ロ間の緊張感は増している。

元陸上自衛隊陸将で、千葉科学大学客員教授の山下裕貴氏が言う。

「ロシアの北海道侵攻は備えなければならない有事です。シナリオとしては、アメリカとロシアの対立が軸になります。両国の緊迫感が高まれば、北海道の北東に広がるオホーツク海が重要なエリアになってきます。

ロシアにとっては原子力潜水艦を配備することで、アメリカに対する核攻撃が可能となる海域だからです。アメリカの同盟国である日本の影響力をオホーツク海から完全に排除するために、北海道の一部を占領する。その可能性はゼロではありません」

そもそも冷戦時代から、旧防衛庁の統合幕僚会議事務局(現防衛省・統合幕僚監部)は、ロシアの北海道への侵攻を綿密にシミュレーションし、防衛計画を作成してきた。

当時から想定されているロシア軍の上陸地点は、道北エリアの稚内市、浜頓別町、天塩町。この3方面から同時侵攻してくると考えられている。

旧ソ連時代は極東に約40万人の兵員が配置されていたが、現在は約8万人。それでも、いざ北海道に侵攻するとなれば、戦力を集中させて押し寄せてくることだろう。

防衛省で情報分析官を務め、現在は軍事・情報戦略研究所所長の西村金一氏が語る。

「ウラジオストクを出発したロシアの主要艦隊は、日本からの航空および海上攻撃を避けるため、いったん宗谷海峡を通って樺太に寄港する。そこから、道北に上陸するというのが最も現実的なルートだと思います。

現在、ロシアの極東には揚陸艦が8隻あります。それに、北方艦隊から揚陸艦8隻ほどを加え、民間船も使って、およそ20隻で人員1万人、戦車400両ほどを同時に運ぶことができるでしょう」

揚陸艦が着岸できる海岸線は限られているため、現在でも前述した3ヵ所から上陸する確率が高い。

一方、総勢3万人の陸上自衛隊北部方面隊は、道北で最も堅固な地形である音威子府付近の峠で待ち受ける。

山下氏が語る。

「ロシア軍は当面の進出目標を、道北の防衛を担当する第2師団司令部がある旭川市に設定するでしょう。道北は海岸線から4kmほど平野部が広がり、そこから先は長く狭い道路を形成し盆地を経て旭川に続く。

そのためロシア軍が使用できる道路は限定され、道路が集約する音威子府付近の峠は必ず通らなければいけません。ここで侵攻を阻止できるかどうかが最初のポイントになります」

まず約630人の村民を避難させる。そして、敵が通過する道路の両側にある丘陵地に部隊を配置。ここで自衛隊とロシア軍は激しい戦闘を繰り広げることになる。

自衛隊は、地の利がある音威子府で時間を稼ぐことが重要だ。その間に旭川市の北側に戦車部隊を展開させておくのだ。だが、ロシア軍が道北だけから上陸するとは限らない。道東からの進軍や地上での攻撃以外に自衛隊はどう迎え撃てばよいのか…。後編記事『「自衛隊」と「プーチンのロシア軍」が激突…そのとき北海道に起きる「おぞましい」事態』で専門家が解説する。

『週刊現代』2022年4月30日・5月7日号より

2022.04.29


「自衛隊」と「プーチンのロシア軍」が激突…そのとき北海道に起きる「おぞましい」事態

週刊現代 プロフィール

「小樽や札幌の付近に上陸することだって考えられます。問題は、稚内もそうなのですが、小樽や札幌も沿岸で戦闘する準備が一切整っていないことです。要するに、コンクリートなどで固めた防御陣地が海岸線に作られていない。ロシア軍が迫ってきたら、陸上自衛隊は後方に下がって戦闘するしかないんです」

道央に配置された第7師団の戦車約200両は状況に応じて、帯広、旭川、札幌の防衛に回る必要がある。つまり自衛隊の戦車が効率良く集結し、ロシア軍と対峙できる保証はないのだ。

しかも、ロシア軍の脅威は地上部隊だけでない。

「ロシア軍は上陸する前に、自衛隊の防空レーダー施設や主要基地、通信、電力などの重要インフラ、飛行場などを狙ってミサイル攻撃を仕掛けてくるでしょう。さらにサイバー攻撃も行われる。つまり、作戦対象地域をマヒさせたうえで、侵攻してくることになります。

そして、侵攻が開始されたら、爆撃機、戦闘爆撃機が本土から出撃し、地上部隊を援護します。また、巡航ミサイル『カリブル』は射程が1200~1500kmなので樺太から重要目標に発射可能です」(山下氏)

ロシアは何でもする

上陸後にはウクライナ侵攻の際にも使用された短距離弾道ミサイル「イスカンデル」による攻撃も加わるだろう。日本有数のロシア兵器研究家の多田将氏が解説する。

「ロシア軍の東部軍管区(極東担当)に『イスカンデル』の発射車両は48両あります。一両で2発積めるので、96発のミサイルを同時に撃つことができます。射程距離は約500km。北方領土からなら北海道が十分に射程圏内に入ります」

空からの援護を受けたロシア軍の戦車を止めることは簡単ではない。

ロシア西部の石油貯蔵施設で大規模な火災…ウクライナ側工作の可能性は指摘なし

読売新聞 2022/04/25 18:15

 インターファクス通信などによると、ウクライナと国境を接するロシア西部ブリャンスク州にある石油貯蔵施設で25日未明、大規模な火災が発生した。負傷者は確認されていない。露連邦捜査委員会は出火原因を調べるため現地に捜査員を派遣した。ロシアでは今月21日以降、重要施設の火災が相次いでいる。

 露連邦捜査委は今月14日、ロシア軍の侵攻を受けているウクライナ軍のヘリコプターがブリャンスク州の民家などを攻撃したと主張していた。今回の火災ではウクライナ側による破壊工作の可能性を指摘していない

 ロシアでは今月21日、モスクワ北西のトベリ州にある露国防省の研究施設、中部イワノボ州にある国内有数規模の化学工場で相次いで火災が起きた。

 研究施設での火災による死者は17人に上り、8人が行方不明となっている。研究施設はウクライナ侵攻に投入されている短距離ミサイル「イスカンデル」の開発などを手がけたことで知られる。

NATO同盟は「本質的にロシアと戦争」西側諸国のウクライナ兵器供与めぐりラブロフ外相“けん制”

日テレNEWS 2022/04/26 12:07

ロシアのラブロフ外相は25日、「ウクライナに供与された西側諸国の兵器は正当な攻撃対象だ」と述べ、欧米などによる軍事支援強化の動きをけん制しました。

ラブロフ外相「(西側諸国が供与した)兵器は特別作戦を行うロシア軍の正当な攻撃対象となるだろう

ラブロフ外相は25日に放映されたロシア国営テレビのインタビューでこのように述べ、西側諸国がウクライナに兵器を供与していることは、NATO同盟が「本質的にロシアと戦争している」ことを意味し、これらの兵器は正当な攻撃対象と見なしていると強調しました。

24日には、アメリカのブリンケン国務長官らが首都キーウでゼレンスキー大統領と会談し、日本円で900億円以上の軍事支援を行う方針を伝えていて、ラブロフ外相の発言はこうした軍事支援強化の動きをけん制する狙いがあるものとみられます。

ウクライナでは、25日、西部リビウ州や中部ビニツァ州などで鉄道施設が攻撃されましたが、ロシア国防省は、「鉄道駅の変電所6か所を破壊した」とした上で、ドンバス地方のウクライナ軍に外国からの武器が輸送されているため標的にしたと主張しています。

一方、南東部マリウポリのアゾフスタリ製鉄所にいる民間人の避難をめぐる交渉は難航しています。

ロシア側が設置を発表した「人道回廊」は、ウクライナ側が安全が保証されていないとして拒否したということです。

ウクライナ側は、26日にプーチン大統領と会談する国連のグテーレス事務総長に人道回廊の設置に向けた仲介を要請したということです。

「第3次大戦」に発展の恐れ ロシア外相が警告

AFPBB News 2022/04/26 10:05

© AFP PHOTO / Russian Foreign Ministry ロシアのセルゲイ・ラブロフ外相。
ロシア外務省提供(2022年4月14日撮影)。


【4月26日 AFP=時事】ロシアのセルゲイ・ラブロフ(Sergei Lavrov)外相は25日、ウクライナとの紛争が「第3次世界大戦」に発展する恐れがあるとして、停戦交渉に臨むウクライナ側の姿勢を非難した。

 ラブロフ氏は国内メディアに対し、第3次大戦につながるリスクが「深刻化」していると指摘。「リスクを過小評価してはならない」と語った。

 ウクライナとの交渉は継続するとしながらも、ウォロディミル・ゼレンスキー(Volodymyr Zelensky)大統領は交渉する「ふり」をしているだけとし、「矛盾点はいくらでも見つけられる」と述べた。

 ゼレンスキー氏は西側諸国に重火器の提供を要請しており、火力を増強すれば戦局は有利になると考えている。

 一方、24日にアントニー・ブリンケン(Antony Blinken)米国務長官と共にキーウでゼレンスキー氏と会談したロイド・オースティン(Lloyd Austin)米国防長官は、ロシアを二度と侵攻できないよう「弱体化」させる必要があると主張。ウクライナは「適切な装備と支援があれば勝てると信じている」と述べた。【翻訳編集】AFPBB News

参考文献・参考資料

自衛目的で敵ミサイル基地など破壊…「反撃能力」保有を明記、自民が3文書改定への提言了承 (msn.com)

ロシア西部の石油貯蔵施設で大規模な火災…ウクライナ側工作の可能性は指摘なし (msn.com)

NATO同盟は「本質的にロシアと戦争」西側諸国のウクライナ兵器供与めぐりラブロフ外相“けん制” (msn.com)

「第3次大戦」に発展の恐れ ロシア外相が警告 (msn.com)

プーチンのロシア軍が北海道へ侵攻したら…防衛省が覚悟する「決戦」のシナリオ 「北の守り」の要、旭川の運命は (msn.com)

「自衛隊」と「プーチンのロシア軍」が激突…そのとき北海道に起きる「おぞましい」事態(週刊現代) | 現代ビジネス | 講談社(2/4) (ismedia.jp)

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