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「時間の遅れ(time dilation)」の錯誤

光は摩訶不思議な存在である。色の三原色の織り成す世界。130億光年から届く光は130億前の過去の光である。そして光は電磁波であり、物質に吸収・放出されるとき、E=hνのエネルギの粒子として姿を現す。今回は運動する物体には「時間の遅れ(time dilation)」の現象が起きるかの検証をする。
              2020.9.14 さいたま市桜区に於いて執筆
                                 
                   理論物理学研究者  田村 司

目次

1、はじめに

2、結論

3、時代背景

4、さて問題は

5、根拠

6、解説

7、今後の混乱の危惧と新理論の発見

8、おわりに

9、著作権

10、蛇足

11、参考文献


1、はじめに
 
 表題は「天才物理学者」と称される権威者のアインシュタイン(1879~1995)氏の論文に浅学菲才な作者が果敢に反論する内容ある。

 『裸の王様』はデンマークの童話作家ハンス・クリスチャン・アンデルセンが1837年に発表した童話である。まさに、「権威」は人間を往々にして「裸の王様」にしてしまう。
 人間社会を「権威者」と「裸の王様」に比喩化したがあながち、間違いではない。
 生前のアインシュタイン氏は伝記の中で、権威主義を最も嫌っていた物理学者です。「舌を出した写真」を私は権威の信奉者に「舌」を出したものと解釈している。
 しかしながら、本人の意に反して、現代において彼の論文「相対性理論」は権威化して、他を寄せ付けない程の権威理論となっている。

 その中で、今から27年前に参考文献(窪田登司著 『アインシュタインの相対性理論は間違えていた』徳間書店 1993 )を書店で発見し、購入した。
 その後、色々な文献を確認して、苦節27年、やっと、権威理論を覆すような結論を見いだせた。ヒントになったのは、原康夫著『量子力学』岩波書店1994,6,6 p4の光の2重性の記載でした。この本に解決に導く記載でした。この数行のページに辿り着くのに27年の歳月を要しました。人生はこんなものなんでしょう。神は自らを助ける者を助く。努力して苦悩した人に福音があるのです。

  以前、私の別の論文を盗作した学生がいたが、大学卒業論文では落とされたようです(天罰だ)。
このように、「相対論」は絶対の権威ですので、学生諸君の卒論にはテーマとしては不向きですので申し添える。
 なお学生諸君には。「相対性理論」は「時間と空間の哲学」のようでなかなか結論を見出せない理由からニュートン力学や量子力学の方が量子コンピューターの実用化、宇宙開発が進んでいるので、そちらの勉強をお勧めする。
 なお、前述の著者、窪田登司氏には27年前の手紙でのご指導に、謝意を表します。

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