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夏用リメイク。


「中国のトルファン盆地では、最高気温が52.2度を記録しました」というニュースを目にしました。52.2度なんて只事じゃありません。「あと5日は続きそうだということです」と冷静に伝えるキャスターの方に引いてしまいました。「だということです」の語尾も他人行儀で怖く感じてしまいました。只事じゃないって。

最近、暑すぎませんか?

自分は普段、コント衣装やパソコンなどを持ち歩いている関係で荷物が多い方だと思います。「大人の手ぶらコーデ」とは無縁のタイプ。しかも移動のメインは自転車で、リュックかショルダーを背負っているのが常です。そうなると、どうしても気になるのは「汗染み」です。どれだけ汗とり用のインナーを着ていても、荷物を背負った背中やショルダーベルト部分は汗が浮き出てきてしまいます。荷物を下ろして衣服をパタパタさせてもすぐに乾くことはなく、逆にパタパタさせることで「あ、あの人パタパタさせてる、嫌だな」とか「あの汗の跡は完全にリュックの形をしているな」など、パタパタによって注目を浴びてしまうことにもなりかねません。

どうにかこの灼熱でも過ごしやすい服装はないものか…

そう考えているうちに、そういえば部活で着ていたユニフォームって快適だったし、部活着ってよく考えられてますよねと思い、パタパタ回避になるかどうかは分かりませんが、いろんな部活のユニフォームを手に入れて、夏の自由研究気分でリメイクしていこうかなと思い立ちました。


【サッカー】

こちらはデカデカと「KANAGAWA」の文字が輝いているサッカーシャツです。新品のままタンスの肥やしになっていたモノをお預かりして、どうしようかと考えた結果、、、

両側の身幅を小さくリサイズしつつ、「KANAGAWA」を模様っぽく残してみました。サイズも大きかったのでちょうどよく、元の「KANAGAWA」を知らなければバレないラインで仕上がったと思います。地味なリメイクですが、完成すると嬉しいものでして。見事に快適ウェアに変身してくれました。

こちらは昔の鹿島アントラーズのシャツ2着を使って、自分サイズ用に1着作ってみました。流線形がうっすら縦と横で違うものが繋いでいる生地になります。サッカー王国・静岡出身なもので、この頃のJリーグはひたすら観ておりました。子供ながらに『これは何柄なんだろう?』と思っていたユニフォームを大人になってリメイクするようになるとは思いませんでしたが、汗染みも出ずに快適です。

古いゴールキーパーシャツです。何柄なんだろコレ…昔のヴェルディみたいでイカしております。こちらは長袖をカットしようと思いましたが、雰囲気がよすぎたので残し、小さめだったのでもう1着のサッカーシャツを使い、ナイキとプーマとEMINEM.FCのコラボみたいにしてみました。夏の終わりに着てみたいと思います。


【剣道着】

剣道着もリメイク。デニムシャツと合わせたら、作務衣のような仕上がりになりました。汗は染みてしまうものの、涼しげですのでよく着ております。


こちらは思いっきり生地が分厚かったので秋冬用になりました。剣道着の知識がないせいで生地の厚さがよく分からないまま購入し、結果的に今は手付かずの分厚い剣道着が3着余っている状態です。洗濯していたら妻が引いていました。今後、秋冬用に何かしたいと思います。


【卓球・テニス】

こちらはもう、柄の謎加減が凄くて…胸元がもう漫画的に光っちゃっています。昔の卓球や軟式テニスのユニフォームがどれもこれも凄まじい柄の応酬で最高でして、集めたものを試しに合わせてみました。

作っている過程で、「あ、これは刺身君にあげよう」と思って仕上げました。吉本の後輩芸人そいつどいつ・刺身君は、ミシンチャンネル始めたての頃に声をかけてくれた優男で、私服で昔のJリーグジャージを着こなすほどのオシャレメンズです。どこかで何か渡せたらとチャンスを伺っておりました。

喜んでくれてよかったです!速乾性も着心地もいいので、猛暑対策にもってこいですね。ちなみにこちらの謎柄のユニフォームはもう1着手元にあるので、どこかで坊主双子コーデが爆誕するかもしれません。




そんなわけで、まだ手元には野球とバスケのユニフォームもあったり、いろいろ素材が集まってますので、この夏のうちにリメイクしてみたいと思います。皆様も猛暑にお気をつけを!

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