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マイバッグをAmazonで買った

7月1日のレジ袋有料化義務付けが目前に迫ってきて、ようやく僕もマイバッグを買った。よく行くスーパーはずっと前からレジ袋有料だし、僕の暮らし的にはなにかが大きく変わるわけではないので、プラスチックごみ問題にコミットするというポーズの問題かもしれない。直前までAmazonで検索して見比べて、最後はえいやと決めたのがこれ。4日間で10回くらいは買い物に携行したはずで、いまのところ満足してる。

僕の場合、Amazonで購入できるものというのは、条件がはっきり決められて、それも商品を見て「これOK、これは違う」と白黒判断つく場合。今回は「2リットルペットボトルが横に入るサイズ」「丈夫」「100g未満」「折りたたみ」の4点だった。逆に言うと、デザイン、ブランド、折りたたみ時のサイズ、その他の付加価値は考えないと決めた。

マイバッグを検索し、折りたたみでないものと100g以上のものはスルー。次に写真を見てペットボトルサイズじゃなさそうなものはスルー。最後に口コミを見て、丈夫と書かれてなかったり弱いと書かれてたりしたらスルー。そうして残ったものから、値段も加味して決める。実は300円台の業者は出荷予定が8月とかなっていて頼むわけにいかなかったけど、700円台の業者が翌日到着だったのでそちらで頼んだ。

こういうはっきりした条件があるときは、Amazonとか楽天は候補になる商品が多く、見比べれば値頃感もつかめ、安くて悪くなさそうなモノを選べる気がする。同様に、リモートワークしてて壁掛け時計がもう一つ欲しいと思ったのだけど、「アナログ時計」「温湿度計付き」「静音」を条件に探して、これを買うことができた。

街中で壁掛け時計を探すと、静音(秒針のカチコチ音がない)の壁掛けアナログ時計を探すと、それだけで1万円近くなる。品揃えが少なく電波時計しか選択肢がなかったりするけど、それは求めてないんだ。同じタイミングで注文、到着したリズム時計のこれも、十分満足なモノだった。

到着したマイバッグはアルコールティッシュで拭いてすぐ普段使いの開くPCバッグnanoの中へ。これが加わって、収容力を使い切った詰め込みようになった。でもこれで書類は背面の伸びるポケットに、買い物はマイバッグに入れれば良くなったので、開くPCバッグnanoには空き容量は要らなくなったわけだから、問題ない。

そういえば開くPCバッグnanoは、マイバッグや壁掛け時計と違ってネットで購入とはいかなかった。いや、最終的には最初で最後の半額セールでネット購入したのだけど、そのまえにショールームまで何回か実物を見に行った。マイバッグと違い、普段使いのカバンは条件がきっかりと決まらない。その日その日で一時的な持ち物が加わるし、カバンを身につけるこちらの服装も、行き先に合わせた硬さみたいなのも変わる。シチュエーションが広すぎる。そうなると最後は手になじむ、持ち歩いている自分をイメージできる、好きになれるみたいな感覚的なもの、ふんわりとした納得感が決め手になる。

僕はこういうのを「ウェットな買い物」と密かに呼んでるけど、こういう買い物にはネットショップは不向きだと思う。その気になれば、あれと比べてこれはここが残念、みたいな観点と減点ポイントをいくらでも見つけ出せちゃう。どれを見てもそんな「これを買わない理由」を見つけ出しちゃって踏み切れなかったり、逆に見た商品全部のいいとこ取りな一品しか買えなくなっちゃって値頃感を一桁誤ったりしちゃうんだ。

巣ごもり消費の季節は、買い物のほとんどはネットでしか出来なかった。だから、こういうウェットな買い物は全部保留にしてた。衣替えが一月遅れになったのも、一つにはそういう理由だ。まだなんの憂いもなく出歩けるという状況じゃないけど、買い物が大体できるようになって少し生活のあれこれが整ってきた感じはある。待たされたウェットな買い物をしに、新品のマイバッグを持って出かけるのだ。

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