VUCA×サービス化の時代のマネジメント「人が増えても速くならない ~変化を抱擁せよ~」
「ソフトウェア産業の生んだ知見をふんだんに活かしたマネジメント術」。本書の内容を簡単に言えば、そんな感じになるだろう。
多くの企業は、まずソフトウェア開発を手掛け、最適な開発方法を模索して、アジャイルを取り入れる。でも逆の筋道を辿った人もいる。本書の著者、倉貫さんは、アジャイルというソフトウェア開発手法にふれ、それを実践するチームを模索し、それがいつのまにか会社として独立し自身が経営するに至った人だ。その倉貫さんが、12年のソフトウェア開発に学び、12年の経営で磨いた独自の