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よしなしごと

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日常に思う「由無し事」だったり働き方を考える「善しな仕事」だったり、諸々のよしなしごとを綴ります。 (マガジン「雑記帳」より改題)
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2020年10月の記事一覧

Instagramが10周年(とちょっと)だった

Instagramのアクティビティに「10年前の今日の投稿をチェックしよう」とか出てきて、10年前とかインスタないじゃんさては「過去のこの日」系機能が10年前まで表示できる実装になってるだけだな雑なアナウンスつけちゃってもう、と思ったら、本当に10年前の投稿があった。ホント疑って済みませんでしたゴメンナサイ。 Instagramの誕生は、2010年10月6日だったらしい。多分この熱狂を見て僕もアカウントを作ったはずなのだけど、何故か記憶がない。ただ「正方形の写真」というとこ

「1万時間」は熱意の秤

学習に関する通説に「1万時間の法則」がある。元となった研究の一つを成したのがアンダース・エリクソン氏で、多くの物事では「適切な質と量の訓練があれば誰でも習熟できる」ということであるらしい。 もちろんある世界でトップを争うせめぎ合いとなれば素質も問われるだろうけど、一流になるくらいまでなら素質とか適正といった言葉で諦める必要はないという、とても希望を与えてくれる話だ。しかしこの研究を有名にしたマルコム・グラッドウェル氏の著書は、その一方でこれらの研究から「1万時間の法則」を提

PDFにすると間違いに気づく理由

誤字脱字その他の作文上の誤りは「紙に印刷すると気づく」という説の無根拠を指摘した以下の記事を興味深く読んだ。 個人的には、最後に私見として挙げられてる「気持ちが切り替わる」に賛同する。 最後に私見だが、直観的に「紙に印刷すると間違いに気付きやすい」と記憶される「成功体験」を多くの人が持つのは、先述した「持ちやすさや眺めやすさなどの特徴」だけでなく、単純に「気持ちの切り替え」を印刷時に行えていたからだと考えている。 僕も推敲、構成はかならず紙に印刷し赤ペンを持ってやるタイ