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【吉田正高コレクション整理記録】4/1~納屋は、見ないふり

吉田正高の妻で、イラストレーターのこさささこは、Twitter にて「#ある日突然オタクの夫が亡くなった」という漫画を描いています。

1~4までは、正高さんが死去した当日のこと。
私が初報を受け、山形についた時はすでに 4 までが終わっていました。
むぐ氏、はつ氏は、あまり会わない私のことを覚えていて、「この子ら頭いいな」と思ったのを覚えています。
(その上、実母・私・妹ささこの3人は、声が似ているそうで、なんとなくなじみがあるのでしょう)

むぐはつ育英基金は継続中です。よろしくお願いします。

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ささこの部屋に布団をひいてもらった私がひと眠りしたのは、もうてっぺん越えて4/1の2時くらいだったと思います。

吉田正高コレクション部屋とささこの部屋は、吉田家生活空間から渡り廊下をへだてているので、私が真夜中までコレクション整理作業をしていても、誰にも迷惑にならないんですよね。
しかしやりすぎたとは思います……。

とはいえ、布団が違うのもあり、ぱちりとした目覚め。
今日は日曜日。警察は日曜日も検視をやるのかどうかはわかりませんが、なんとなく、検視結果は今日はやってこない気がしました。

ということは、待つしかなく、待つということは、私はコレクションの整理をするのです。
段ボール箱が欲しいです。

ささこと実母に聞いてみると「納屋がある」と言い出します。
「正高さんが保管していた新聞紙のケースと一緒に、段ボール箱があると思う。納屋のものはほとんど正高さんのもの」

納屋? 保管していた新聞紙のケース? 納屋のものは正高さんの……?

まあ、見にいってみましょう。

あっ。これ、今は見たら心が折れるやつだ。
見たら駄目だ! 何かが詰まった段ボール箱とか、ぜったい見ちゃ駄目だ!!!

横積みになっていた空の段ボール箱を、何回かに分けて家に運び込みます。

さて、ここから先の整理の方針は、大雑把に以下のようにしたいと思います。

(1) いわゆる「販売品」※人に説明がしやすい、場合によって売れる
(2) 本人が撮りためた映像など ※売れないけどほしい人がいそう
(3) 同人系制作物
(4) 学術的資料
(5) 吉田正高の資料(論文とかレジュメとか本人ぽいもの)
(6) 吉田家のもの
(7) 正高私物(過去のノートとか)

※これらの分類は、6月初旬現在も、意識だけはし続けています

とはいえ、一気にできるはずもないので、今日も足場作成からです。
まずは廊下。「風流部屋」「四畳半部屋」へ向かう廊下の荷物を整理すれば、移動がしやすくなるはずです。

数が少ないから手を付けやすいと思ったのですが、ラベルが消されているところを見ると、処分するつもりでここに積んだようです。
(DVDに焼いたと思われます)

山形市はゴミの分類が細分化されていて、ビデオテープを燃えないゴミみたいに簡単に捨てることができないのです。

……後回しにしましょう。

あっ、上の画像右下は、発見したウェットティッシュです。

山形の家は真裏が山で自然に囲まれている関係か、クモが多く、またこの荷物量ですからホコリも多く。

まあ、つまりいろいろベタベタモチャモチャしているので、ウェットティッシュはかなりありがたかったです。

「軽くネバつきを拭いておくだけでも、後世の私が楽になる……」

ちょっと物を移動していたら、甥、姪がかわるがわるやってきました。
「禁断の部屋」に入るチャンスだと思ったのかもしれません。

最初はちょっと見せたりしていたのですが、だんだん面倒になって、追い返すようになりました。

「あのね、私はこの部屋に入っていいの。でも君らはだめ」
「なんで? 綾子ちゃん~」
「物の山が崩れて下敷きになったら困るから! ほら戻って戻って!」
「はぁ~い」

ちなみに、彼らが私を「綾子ちゃん」と呼ぶのは、「おばちゃん」にすると、実母である「おばあちゃん」とあまり差がなかったためです。

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甥・姪の2人、特に姪は、状況をわかっているようでした。

母親であるささこは、やはり少しいつもと様子が違っていて、彼らなりに気を遣っていたようです。

3/31の夜、姪は静かに、しかし深く泣きました。
父親の死をひしひしと感じたのだろう、と、ささこは言いました。

これから先、彼らが何度も実感するのではないかと思うのですが、2人が乗り越えていけると信じていきたいです。

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吉田正高コレクション整理記録。オタク教授の他界、そしてその親族や知人たちの奮闘記録。

やればできる、やらなければ終わらない
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ゲーム開発者。開発は女性向ゲームが多く、プレイは洋ゲーRPGが多め。株式会社Donuts勤務(株式会社コーエーテクモゲームス、CROOZ株式会社経由)。

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