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【吉田正高コレクション整理記録】前説

2018/3/31未明、吉田正高が他界した。

これは、彼の膨大なコレクションに、彼の妻・こさささこの関係者たちが向き合った記録です。

記録者の私は、ささこの実姉の塚口綾子と申します。
(普段は株式会社Donutsで、ゲーム開発をしています。おそらく専門は女性向ゲームです)

これは、収集癖があり、物が捨てられず、ひたすらため込んだ『グレート・オタク』をたどる足跡……というより、

「オタクの死後、こういうことが起こった」ということをお知らせするための記録です。

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ちなみに、家の構造はおおむねこんな感じ。
(吉田家生活空間は割愛)

おそらく12畳(16畳かも?)のメイン部屋、風流な正方形の小部屋、四畳半だろう書棚部屋の3つがあると考えてください。

メイン部屋はふすまの2枚建てですが、1枚分を廊下に置いてあるスチール製の書棚がつぶしていました。
(この書棚の写真を撮らなかったのは失敗だったなーと思ってる)

これら3部屋(+生活空間の一部)が、コレクションで埋め尽くされています。
全体写真は撮れませんでした。物が多すぎてフレームに入りません。

さて、3部屋の室内の写真をダイジェストでお見せしましょう。

代わり映えしませんが、これはほんのさわり、一部だけです。
メイン部屋にはスチールの棚が7~8つ、壁際に大学の研究室用ロッカー的な書棚が3つ、CDラック(床から高さ2メートル弱)が4つ、その他パソコンデスクとその周辺に棚、床に積み重ねられる溢れた種々の本やグッズ。
他の小さな2つの部屋も似たり寄ったりです。

いったいどのくらいの量があるかわかりません。
また、所有物も「研究用」「私物」「吉田家のもの」も入り混じっています。

マジか。

妹(正高氏の妻・私の実妹)のささこに確認したところ、「これらの部屋は正高さん用であり、家族は立ち入らないルール」だったそうです。

マジか。

つまり、何がどこにあるかは、誰もわからないのです。

ふぁー。

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吉田正高は、3/31未明に他界しました。

義姉である私は、その日の午後、横浜から山形入りし、妹ささこを訪ねました。

そして、彼女の許可のもと、私はこの「吉田正高コレクション」という荒波に飛び込んだのです。

これは、私たちがオタク大学教授・吉田正高氏のコレクションといかにむきあったかの記録です。

最初にお願いするのは、これだけ。

「オタクは死ぬ前に自分のコレクションに向き直っておいてください、遺された我々のために」

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吉田正高コレクション整理記録。オタク教授の他界、そしてその親族や知人たちの奮闘記録。

やればできる、やらなければ終わらない
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ゲーム開発者。開発は女性向ゲームが多く、プレイは洋ゲーRPGが多め。株式会社Donuts勤務(株式会社コーエーテクモゲームス、CROOZ株式会社経由)。

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