見出し画像

紙パックに入った水"Boxed Water"

紙パックに入った”水”がアメリカで話題らしい。
この商品の解説をする前にペットボトル飲料の歴史を調べたよ。

ペットボトル飲料の始まり

ペットボトル飲料が販売したのは1982年2月。食品衛生法に基づく容器包装の規格基準の改正によって、ペットボトルを使った炭酸飲料、果実飲料の製造が開始したようです。

しかしこのときはまだ1リットル未満のペットボトル飲料はなかったようです。当時ペットボトル飲料が登場してまもなかった頃は、リサイクルの本格的な取り組みがされていなかったため500mlのサイズなどの手軽に携帯しやすいペットボトル飲料はゴミの散乱を懸念して製造を自粛していたようです。

その後リサイクルへの取り組みが本格化した1996年に500mlのペットボトルが登場したようです。

因みに日本初のペットボトル容器はキッコーマンの醤油の容器だそうです。

画像1


"Boxed Water"とは?

世界で最もエコな紙でできたボトルウォーターです。

2009年に創設者Benjamin Gott氏がエコなボトルウォーターは作れないかと思ったことがきっかけで生まれました。

近年ではプラスチック製品のリサイクルは積極的ではありますが、リサイクル数が生産数に追いついていないのが現状。その結果75%ものプラスチックがリサイクルされずにゴミとなっているようです。

こういったゴミ問題に対し出された現状の最善策が分解しやすいエコな紙容器を使用すること。なんでもペットボトル容器は分解されるのに700年、紙は2~6ヶ月で分解が可能のようです。

"Boxed Water"は分解がしやすく100%リサイクルが可能な紙容器を目指し92%が植物由来の素材で作られています。この割合はなんと業界で一番。

またプラスチックの有害性についても下記のリンク先にまとめられていました。

海外の健康志向の高まりが産んだ製品

2016年の米市場調査会社ビバレッジ・マーケティング社による調査によると「水」が炭酸ドリンクを抜いて飲料カテゴリーの中で販売数一位となり、年々その勢いは止まらない
(日本でも炭酸飲料の売り上げは減少傾向にある)


あとがき

最近コンビニに行くと海外製の紙パックに入った飲料水を見かけることが増えたような・・・

近年プラスチックストローの代わりに紙ストローが使われだして、これに対して「口触りが気持ち悪い」だとか「すぐヘタれる」だとか言われてますけど、私から言わせればそもそもストローなんかいらなくない!?容器をそのまま直飲みしたら済む話じゃない!?って思いますけどねー。

良いものになれると人は手放せなくなるんですかねー。
プラスチックゴミが海岸に流れてきたり、ゴミが処理できない国があったり日本でもゴミの廃棄が追いついていない影響で埋立したりなんてことあるのに・・・

みんなエコになれ!!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?