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毎日喋れる環境づくり

毎日喋れる環境づくりが大事です

吃音者こそ、【毎日喋れる環境づくり】が未来を変えます。

1%の努力

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通常人は100%の力で1日を生きていますね。
これにたった1%加えて、101%で1年間生きましょう。

101%×101%=102.01%
2日目は102%になっています。

101%を365回かける、つまり「101%の365乗」をすると
【3780%】
つまり、1%の努力を1年間積み重ねたら
1年後は37倍の自分になっています。

この考え方が大事。
吃音者が1%の努力を積み重ねるためには、
【毎日喋れる環境づくり】
が大切だと思います。

特に吃音を持つ高校生、大学生にこの記事を見てほしいと思っています。


吃音者は喋ることが苦手。
言葉が詰まってしまってなかなか喋る機会をつくれないですよね。

音読とか
日直とか
電話とか
僕も本当に嫌いでした。

高校のころの野球部の監督が恐い人だったんですけど
体調不良で休みますという電話をするのに
1時間くらい電話の前で練習していました。

そのころから15年くらいが経ち
毎週300人くらいの子の前で喋っています。

相変わらずどもり続ける毎日ですが
喋ることが楽しくて楽しくてしかたないです。

どもるのが嫌だった時代と
喋るのが大好きな今。

僕がどのように未来を変えてきたかをお話しします。


1、喋らざるを得ない環境にする

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大学は体育大でした。
毎日毎日身体を運動ばかり。
なんとなく「体育教師いいかな〜」と思っていたので
運動指導を勉強する同好会に入会。

楽しそうだから入ったけど
入ってみてわかったのは
「指導しなければならない」こと。

吃音の自分が指導するなんて!
と思ったけど、同好会はやめたくなかったから
続けてみました。

どもり続けたけど、なんとなく参加者も楽しんでくれる。
なにより指導される側のときは楽しい。
だから継続してやってみたら
いつの間にか毎週300人くらいの子に指導する仕事をしていました。

そこからはどんどん喋ることが楽しくなってきました。
喋ることが楽しくなると自分のどもりに気づかなくなる。
その「良いループ」の中に自分を置くことができたのです。

そう、喋らざるを得ない環境を作ってしまうことで
どもりを恐れなくなります。
というか、恐れている暇がなくなります(笑)

2、YouTubeをやっちゃおう!

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YouTube見てますか?
僕もYouTubeユーザーでした。
1年前は自分がYouTuberになるなんて
夢にも思いませんでしたが
なんと2020年8月21日
YouTubeから収益をいただくまでに成長しました!

僕だけの出演ではないのですが
まさか顔出しで自分のどもりを世界に発信するなんて…(笑)
1年前は夢にも思いませんでした。

でもやってみてわかったことは
YouTubeは基本的にはカメラやパソコンなどの
機材に向かって話すこと。

だからどもったとしてもそこまで落ち込まない。
そして編集ができる。
自分のどもりが嫌だったらカットしちゃえばいいんです!

とにかく、人を気にせず喋る練習になります。

3、1と2が難しければ音声アプリ!

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1と2がおすすめではありますが、
どちらも難しいという方もいらっしゃると思います。
そんな方は音声アプリにチャレンジしましょう。
「ラジオ」ですね。

YouTubeと比べて顔出ししないでOK。
編集もいらないのでより手軽・気軽にできます。
そしてYouTubeと比べて最大に違うところは…

ユーザーが少ないこと!!

僕は2020年7月6日に音声配信を始めてすでに150本以上公開しました。
日によっては1回しか再生されない日もあります。
(まったく宣伝していないので当然ですね…)

「誰も聞いてないぜ!何言ってもOK!ベイベー!」
くらいの気持ちで喋ったらいいと思います。
*公序良俗にはご注意ください

ボタンを2回押すだけで配信できる
おすすめのアプリも載せておきますね。



結局、喋れないからといって喋らなかったら自分の未来は変わりません。
明日から急にどもらずしゃべれるようになるなんて魔法のようなことはおきません。
10年後の自分の生き方を変えるのは今の自分。

今回紹介した3つの方法はあくまで僕なりのおすすめ方法。
毎日1%の努力を続けられるなら、方法はなんでもいいと思います。
1年後、3年後、5年後、10年後の未来を変えるために
今できる行動を起こしましょう!

すべてのサポートは、音声配信を楽しく続けるための衣食住に使わせていただきます。もしくはラーメン。よろしくお願いいたします。