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『ころころねずみ と おおきなねこ』 ともえほん

素晴らしい自作絵本を発見したので、文字起こししました!!
お楽しみください^^
作った絵本で育てたいなぁ
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あるところに、
とても大きな家に、とても小さな ねずみ がすんでいました。

そのちかくに、大きな ねこ が小さな小屋にすんでいました。

ですから、ねこ は
ねずみ の家にすみたくて、いつもねらっていました。

ですから、ねずみ たちは、
とても、ねこ をおそれていました。

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ある日、ねずみ たちが
『ねこから のがれる ほうほう』ということで
かいぎをしました。
ぜえいんで49ひき、あつまりました。

「どうしたら、ねこから のがれるだろう。だれか かんがえのある人」
でも、だれも声をだしません。
なにも かんがえが ないのです。

1分たって、ねずみ の中の1ばん としの多い ねずみ がいいました。
「ねこにすずをつければ、ねこがここにくるとき、すぐに にげられるんではないか」

「それはいいかんがえだ!」
みんなとってもよろこんで、そこらじゅうをかけまわり、ころげ、よろこびました。

でも、1ぴきの ねずみ が言いました。
「だれが ねこ にすずをつけにいったらいいの?」
その声をきくと、だれもが しーん となってしまいました。

みんな、いいわけをいい、じぶんの家にかえっていきました。
そして1ばんさいごにのこった ねずみ はいくあてもなく、なくばかり。
そして、1日じゅう なきました。
するとー。

その ねずみ は なみだがなくなり、とても ゆうきがでてきました。

そして、そのねずみが、いくことになりました。

ねずみは、ねこがねているときに、そっと すず をつけて、にげました。

こうして、だいせいこうと、なりました。

でも、1ぴきのねずみが、じぶんはよわむしだ。と、
たんなるしゅじんこう(注:悲劇の主人公のこと)になって、
ほかの ねずみ に、たんなるしゅじんこう、といわれ、おこっていました。

ですから、とってもあたまがよくなり、
ねこ に てがみ を かき、ねこ の もくてき が なんなのか、しればいい。
と、ゆうかんがえが、うかび、そうすることになりました。

てがみは、こうかかれました。
「なんでぼくたちをおそうの」

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そして、げんかんに、おかれました。

リリン♪
音がなり、みんな かくれました。

ねこ は てがみ をみて、うらになにか かきました。
そして、どこかへいってしまいました。

ねずみたちが かみをみると、こうかかれてありました。
「きみたちの いえ ひろい ぼくの いえ ちいさい。だから ほしい。」

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ねずみたちはすぐ、ねこのいえにいき
「いえをかえよう。」と、いいました。
ねこはとても、よろこびました。

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