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傘選びの秘訣!見た目だけじゃ分からない品質の真実

突然ですが、皆さんは傘を選ぶとき、何を基準にしていますか?デザイン?それとも価格?

実は、傘の品質を左右する要素は、見た目だけでは判断できないところに隠されているんです。今日は、その秘密を少しだけお教えしましょう。

傘の「中縫い」って、何?

傘を作る上で欠かせない工程の一つに、「中縫い」というものがあります。これは、傘の布と布を縫い合わせる作業のこと。この中縫いの品質が、傘の寿命を大きく左右するんです。

中縫いの品質を決める要素の一つが、「ピッチ」と呼ばれるものです。これは、3cmあたりに何目縫い目を入れるか、という指標。一般的に、3cmあたり12目、もしくは1インチあたり10.5目が適切とされています。

スタンドルーペで運針数を確認する

しかし、安い傘の中には、生産性を上げるためにピッチを広くしているものがあります。ピッチが広いと、縫い目が粗くなり、そこから雨水が漏れてしまう可能性が高くなるんです。

傘内部に雨水が侵入すると傘骨に水分が付着してしまう、錆の原因にもなります。

傘の骨の「肉厚」が重要!

傘の品質を決めるもう一つの要素が、傘骨の「中棒」と呼ばれる部分の肉厚です。これは、傘全体を支える柱のような部分。この中棒の肉厚が薄いと、骨が折れやすくなってしまいます。

中棒の肉厚は、外から見ただけでは判断できません。しかし、素材、外径、肉厚のバランスが、傘の耐久性を大きく左右するんです。

傘選びのポイント

残念ながら、中縫いのピッチや中棒の肉厚は、一般の方が見た目で判断することはできません。では、どうすれば良いのでしょうか?

私がおすすめするのは、以下のポイントを参考に傘を選ぶことです。

  • 日本のメーカーであること:日本の傘メーカーは、品質管理が徹底しているところが多く、安心して使える製品が多いです。

  • 品質表示がしっかりしていること:品質表示には、素材や製造方法など、傘に関する様々な情報が記載されています。しっかりと品質表示を確認することで、安心して使える傘を選ぶことができます。

  • 信頼できるお店で購入すること:店員さんに相談しながら、自分に合った傘を選ぶことができます。

まとめ

今回は、傘の品質を左右する要素についてお話しました。

傘は、雨から私たちを守ってくれる大切なアイテムです。だからこそ、しっかりと品質を確認し、長く使える良い傘を選んでください。

これからも、傘に関する様々な情報を発信していきますので、ぜひブログをチェックしてみてください!

最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

追伸

今回の内容は、あくまで一般的な情報です。傘の品質は、メーカーや製品によって異なりますので、購入前にしっかりと確認することをおすすめします。

また、傘の選び方や使い方について、何か質問があれば、お気軽にコメントください。できる限りお答えします!

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