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四十にして惑いすぎ日記<10>上岡龍太郎式飲酒法。数年ぶりの大喧嘩(カミさんと)

■2024年2月某日/自宅兼事務所
Mくんと、がっつりいろんな話。

20歳下のMくんと話をしていると、「俺は、正論をただただ話すしょうもないおっさんだ!」と自覚せざるを得ない。

僕は「正論=つまんない話」と思っており、「こいつ、つまんない人間だなぁ」と他人から思われたくないので、正論はなるだけ面白く話すよう心がけている。

しかし、笑いを交えながら、正論を話すのは難しい。
まだまだ修業が必要だ。

■2024年2月某日/恵比寿
久々に朝5時まで飲んでしまった。

最後、4軒目は、まったく怪しいバーだった。店内は暗く、モヤがかかっていたような気がする。

■2024年2月某日/実家より
「(孫の)水彩画を描いたの」と、おばあ(私の母)からLINE。
「マダムみたいになってしまったから、また描くわね」とのこと。

マダムみたいな孫像(祖母・作)

■2024年2月某日/自由が丘
先輩・M氏と、酒宴。

「あ、いまのオレには、〇〇が足りてないわ」と思った時に、酒場に酒友をお誘いする。〇〇には、「おもしろさ」「くだらなさ」「マジメ度」が入る。

今日は「仕事のやる気」が足りていなかったので、先輩・M氏と飲んで、やる気を十二分に補充できた。

昔、上岡龍太郎さんが言ってた「補充飲み」。
自分自身にアホさを補充したい時は、ノックさんと飲む。
理屈を補充したい時は、談志師匠と飲む。
芸を補充したい時は、枝雀師匠と飲む。

ノック、談志、枝雀の三角形のなかにいれば、精神が安定する。という話。これが、「補充飲み」の発想だ。

■2024年2月某日/秋葉原
打ち合わせ。
成功者のしたり顔ではなく、負け顔を見せる企画が面白いかも、っつう話に。

■2024年2月某日/渋谷
見るしかないです。

■2024年2月某日/自宅
カミさんと、数年ぶりに一度の大喧嘩。

「もう、俺の好きなようにやらせてもらう!」とカミさんに啖呵を切ったは良いが、俺の好きなようにやりたいことがあまりなく、あったとしてもすでにもうやっていることに気づき、怒りがなくなり、恥ずかしくなって、喧嘩終了。

■2024年2月某日/自宅
久方ぶりにひとり酒配信。


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