名探偵左京Season３＊第３話「手のひらを太陽に」

■見どころ
ゲストスターは、渡邊圭祐。大蔵大学獣医学部の准教授・早乙女天一として登場。ちなみに、今回はシリーズ通算50話目。

ゲスト：渡邊圭祐 飯田基祐 瀬戸さおり

■アヴァン
野生のキリンは１日に平均20分ほどしか眠りらないそうです。あの偉大なナポレオンの９分の１しか眠りません。ナポレオンもびっくりです。

■あらすじ
早乙女天一（渡邊圭祐）は「手のひらを太陽に」を口ずさみながら、キリンの採血を行っていた。そこへ現れたのは、アース動物園の園長・小野寺（飯田基祐）だった。

早乙女は大蔵大学獣医学部の准教授だ。アース動物園へ赴任し、動物研究を行う気鋭の動物学者だ。

小野寺は「早乙女先生、やはりあなたの要求は受け入れられません。申し訳ないが、あれは園存続のためには必要なことなんです。私も苦渋の決断でした」と早乙女に告げる。

早乙女は「わかりました。では、私は大学に告発するしかありません。そして、園への援助を要請します」そう言って、獣舎を出ていった。

その夜、早乙女が研究室で告発書をまとめていると、スマホが鳴った。小野寺園長からのメッセージだった。園長室で待っているという。早速、早乙女が園長室へ行くと、そこには絶命した小野寺が倒れていた…。早乙女は警察に連絡した。

現場に駆けつけた世田谷警部（橋本じゅん）と左京は捜査を開始する。スタッフの前田さつき（瀬戸さおり）によると、最近、園長と早乙女が、園の経営について揉めていたという…。

検視官によると、小野寺園長の死因は動物用の鎮静剤だった。そして、早乙女が管理する鎮静剤がなくなっていると判明。警部は第一容疑者として、早乙女の身柄を拘束する…。

動物園経営の闇に迫るエピソード。
犯人は早乙女なのか？
それとも、別に真犯人がいるのか？
左京が事件の真相を追う！

■ゲスト
早乙女天一…渡邊圭祐（★）
　大蔵大学獣医学部准教授。アース動物園スタッフ。
小野寺清…飯田基祐
　アース動物園園長。
前田さつき…瀬戸さおり
　アース動物園スタッフ。

■妄想放送日
2024年10月19日（土）23時〜
※通算第50話

■事件の真相と顛末
▼真犯人は、前田さつき。
→さつきは園長の愛人だった。離婚しない小野寺園長を恨み、早乙女の犯行に見せかけて、殺害。

▼事件解決のヒントになったのは、DADAマスター（光石研）のエピソード。
→料理中に外した指輪を失くし、妻と大喧嘩になったという話。
→小野寺園長の手帳についた謎の跡が、指輪であると推測。指輪を外している時、会うのは愛人。つまり、園長が最後に会っていたのは愛人だと判明。さつきが怪しいと左京は、目をつける。

▼自白の方法
現場に残されていたピアス。小野寺がさつきにプレゼントしようとしていたものだった。しかし、さつきは妻へのプレゼントと勘違いしていた。左京はそのプレゼントの箱と似た箱をさつきに見せて、秘密の暴露を誘った。

■大蔵大学が登場したエピソード
・探偵左京の忙しき正月第３夜「竜馬の躓き（りょうめのつまずき）」
・Season１第１話「愛情の行方」
・Season２第18話「道半ば、泡沫の夢」
・Season３第26話「愛情の結末」
・'24GW倒叙SP第３夜「ひと目でいいから」