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通販ビジネス参入1年目は売上目標を持たなくても構わない

 通販ビジネス参入1年目は明確な売上目標を持たなくても構いません。通販ビジネスで事業拡大を実現するためには、商品力、広告力、接客力の3つが揃わなくてはいけません。

商品力は顧客がその品質を認めリピートをしてくださること、広告力は反応が取れる広告表現が確立し、広告出稿をしたら安定的に反応が取れること、接客力は顧客のリピートにつながるフォロー体制や顧客サービスを充実させることを意味します。

 この3つが揃うまでというのは、売上金額は大した数字にはなりませんし、売上を重視して広告投資を増やしても、十分なリピートが得られませんので、少し長い目で見たら広告費の無駄使いで終わってしまいます。


 また通販ビジネスを始める前に立てた事業計画というのは、往々にして大きく現実と乖離するものです。新規獲得の広告の費用対効果もわからなければ、リピート率もわからない中で立てた計画などあまり意味はありません。


1年目に行うべきことは、商品力、広告力、接客力を高めていくことで、そのための試行錯誤に時間と費用を費やすべきです。特に広告力と接客力はその比重が高くなります。最初は顧客数が少ないからこそ、そこでしっかり新規客を獲得する力、そして顧客をリピートさせる力をつけなくてはいけないのです。


最初は「うちは100人しか顧客がいない。早く1,000人、10,000人にならないか」と願うものですが、あえてこう思ってください。「100名の顧客を満足させられなくては、1,000人、10,000人の顧客に満足を与えることはできない」と。顧客数を増やすことも大事ですが、そこに顧客満足度も伴うような努力を惜しまないでください。


初期段階では、売上金額は小さくて良いのです。重要なことは新規獲得、リピート獲得の勝ちパターンを作ることです。勝ちパターンができたら、予算の許す限り、投資を行っていけば、売上は急速に増えていきます。勝ちパターンができるまでは、小さく、コツコツ、勝ちパターンができたら大きく、大胆にという呼吸が大事です。


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