備忘録|THE FIRST SLAM DUNK
製作が発表されてから。作者本人が、今となって、この時代に、彼らをどう描くのかとても興味があった。観たかった。でも、観るまで私以外のどんな感想も入ってきてほしくなかった。
この令和情報化社会ですべてをシャットアウトするのは難しい。それでもなお様々なメディア、SNSで「SL・・」「スラ・・」と出てきた瞬間にそっと閉じ、みなさんの感想投稿も絶対に観ないようにしてきた。
声優件等でバズってたとき、ああ、余計な情報入れちまった、、って思ってた。公式の「ABOUT THE MOVIE」も見なかった。たのむ、ニュースサイトトップとかに何かしらの情報出てくるなよって祈ってた。そんでそろそろそれも限界を感じたw
いまやっと、そんな情報たちを見ることができるようになって、ちょっとホッとしている 笑
そして、この状態で観られて本当に本当に良かった!!!以下、個人の感想です。人によりネタバレを含むかもしれないので閲覧ご注意ください。順不同、つれづれ。
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・彼らが当たり前のように自然にそこに居て話して動いていて驚いた。古さとか何もなかった。アニメ感も少なかったように感じる。マンガ感と人間感、か?それをアニメで表現してる感じ?
・原作ドンピシャ世代の私。物語は結論まで仔細にわたりすべて脳内に入ってる。私は、そうじゃない、まっさらでこの映画を観る、ということができなくてちょっと悔しいしできる人がうらやましいって思った。まずまっさらで観て、原作を読んで、再度観られるひとたち!幸多かれ!
・最初から最後までずっと泣いてた気がする。しかも、ひとつの感情じゃなくて、懐かしさや興奮や悲しみや切なさや喜びや寂しさ、色々使ったので、ホントに疲れた笑
・私の隣席、3人組で観に来てたと思われる若者たち。スクリーンでネットが揺れるたびに(特にみっちゃん)わって歓声あがって拍手までしてた。これって実際の試合と同じ反応だよね、こんな映画あんまり知らないなって思った。没入感。わたしたちを、彼らと同じゾーンに連れて行ってくれた。
・あの頃憧れのお兄さんたちだった彼ら。気づけば母目線になっていた。彼らは変わらずそこに居て、私は大人になってしまった、という寂しさみたいなものも感じた。母上様の名前!
・井上先生、ありがとう
・あとひとつだけ。100分deフェミニズム観たばっかりだったからか、ホモソーシャル的な視点も感じてしまい少し逡巡してしまった自分がいたことも、記しておこうと思う。
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