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マンガDE対話を考えた

何を隠そう、何も隠しませんが、小さなころからマンガが好きです

最初に読んだのはたぶんドラえもん。

ハマったのは小学生低学年の頃、歯医者の待ち時間に友達が「なかよし」を見せてくれて、あさぎり夕とかひうらさとる読んでこんな世界が!ってなったのがおそらく原体験。

ひうらさとるの「レピッシュ」と、浦川まさるの「つばめ組においでよ!」(これ「りぼん」だよね、当時誰かの家で読んだのかな)にインスパイアされて、学校のノートにマンガ書いてたことは、30年以上たつのにいまだに覚えてる。

そこから、なかよし→別マ/ジャンプ→ヤングユー/コーラス→各種単行本話題買い、友人から勧められ読み、と今に至り、気に入った作品を繰り返し読んで気に入った作者で買うことが多い。

いま好きなマンガ、といって思いつくのは、パッと見ふつうのひとが内に才能とあつい情熱を秘めていて、それがいろいろな要因で表出して、本人の努力もあってどんどん自分も周りも変化していくような作品。美内すずえ「ガラスの仮面」初期とかハロルド作石「BECK」とかそうかも。あー仕事終わったー疲れたーよーし子供寝かせたー!寝落ちせずに復活できたー!週末万歳!とかいいながら、夜な夜な読んで癒され漲ってる。

吉田秋生「桜の園」「夢見る頃をすぎても」とか渡辺ペコ「ラウンダバウト」みたいな日常の心の機微を紡ぎだすような作品もとっても好きで、荒川弘「鋼の錬金術師」冨樫義博「HUNTER×HUNTER」諌山創「進撃の巨人」とかおよそ現実には起きないような世界の話も無性に一気読みしたくなる。鬼滅の刃もそうね。前巻のはなしうっすらとしか覚えてないかも、で読んでもものすごく泣いてしまったよしながふみ「大奥⑰」ではプロの演出力、構成力すごいなって思ったり。

読みたいマンガって、そのときの精神状態がとってもあらわれている。

少なくとも、私はそう。あーいまならこれ読みたいって思って本棚に手を伸ばす瞬間が好き。

そんなこともあり、マンガをネタに、自己理解を深め、お互いの違いを受け取りあいながら、自分の希望やありたい姿を紡ぎだすような対話の会できないかなぁ、とうすぼんやり考え、研究所でよびかけてみました。

興味ある、と、乗ってくださった2人と一緒に、夜な夜な、どんな切り口があるかな~と、具体的なエピソードを交えながら壁打ち。

・心に残っているマンガは?それはなぜ?
・マンガの原体験は?
・どんなときにどんなマンガを読んでいた?
・最初に読んだ時と後で読んだ時の印象が違うマンガは?
・冊子派?電子派?
・一番マンガを読んでいた時期は?
・マンガを読む目的は?
・好きなマンガは?それはなぜ?
・これから読んでみたいマンガは?

ひとくちに「マンガ好き」といっても、そもそも好きなマンガが違う。周囲から「あの人たちマンガ好きだからきっと仲良くなれるよね」とひとくくりにされると困惑。

お互いの好きなマンガの好きなところを紹介しあうのも良いなあとかも考えつつ、ネタバレどこまで?みたいな線引きも少し不自由に感じたので、ひとつのマンガを共通言語として、作品に対する想いや分析を話したりきいたり質問しあったりして、「めっちゃわかる」「わからん」「ああこんな考え方もあったのか」と心を動かして自分の傾向を知ったり希望に気づいたり…というのをやってみたいな、と思い至るなど。

ということで、次回は、某大人気マンガを話題の中心に据えて対話の会をやってみる!その場で3人で日程決め。

日にちを決める、これマジ大事

実施したら、また書きにきます~

軽めのマンガレポみたいのも書いていこうかな~

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