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母姉妹

母の日も、母の誕生日も、いつも妹が「ねえちゃんこれしようや」と言ってくれます。わたしは本当に親孝行のできない娘で、特に母の前ではいつまでたっても猫背で黒い服しか着たくなかった、子供のころのわたしのままなのです。


わたしの妹は花屋さんで、我が妹ながら独特なセンスのいい花を作ります。こどもの頃から、わたしは平面・妹は立体となんとなく得意なものが違いました。…それはまた機会があったら話すとして。

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先日の母の誕生日は、妹の作った花束に、わたしの描いた絵を添えて送りました。これも妹から「ねえちゃん絵描いてくれん?」と話が来たからでした。

なんとなく母の誕生日がそろそろだなぁ、とぼんやりしていたわたしとは違って、発送日を考え当日に実家に届くよう考えている妹。急いで絵を描くわたし。色を塗る時間もなかった!

こんな話をコミカルに自虐する面白文章にも開花できていないわたし!笑

だけど妹のおかげで母の誕生日を祝えて本当によかったです。

姉妹は最高なのでおすすめです(選べないし家庭によるのでこれは自慢ですね)

うちの妹が作る花は最高なので、働いている花屋のインスタグラムを貼っておきます。

見れるかな?見れなかったらInstagramで「flowerasebi」で検索してみてください。載ってる写真は社長さんが作ったものがほとんどだと思いますが、雰囲気が好きだったらぜひ恵比寿の店舗に行ってみてください。いるかも。

まるゆめの公演にも、いつも花を贈ってくれます。チラシの雰囲気で作ってくれたりするよ。


わたしは職業柄、自分のパーソナルな部分を作品に投影することも多いので、地元が嫌いだったこととか、家族の中での立ち位置のこととか、うっすらと作品に滲んでいると思います。

なのでいつも家族に作品を観られるのが気まずいのですが。

趣味と行動力に溢れた母と、そんな母が大好きな妹がいてくれるからこそ、わたしはウジウジと背中を丸めて台本を書けるのだと思います。

母、お誕生日おめでとう。

妹、いつもありがとう。

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父、いつも仲間外れにしてごめんね、古事記の話またしような。笑

タイトルの「母姉妹」は三人のライングループの名前です。父、ごめん。


今日の一句

母笑ふ姉妹慌てる梅雨生まれ

…うーん、2点!

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