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【俳句幼稚園】「ふるさと」で三句(日本篇)

先日、「心のふるさと海外編」を出したのだが、ロハさんが面白いことをやろうとしていらっしゃるので、微力ながらふたたび参戦▼

いもフライほおばり眺む通し鴨

(いもふらいほおばりながむとおしがも)
季語:通し鴨 場所:栃木県佐野市

栃木には義姉家族が住んでいる。
何度か遊びに行った中で一番衝撃的だったのがこの「いもフライ」なる食べ物。
本来の目的はいちご狩りだったのに、それよりこちらにはまってしまったという…。佐野はラーメンだけではありませんよ。近くに行った方はぜひ食べてみてほしい。


皿倉山からの夜景

皿倉の夜景夜鷹の瞳かな

(さらくらのやけいよたかのひとみかな)
季語:夜鷹 場所:福岡県北九州市小倉

幼稚園から小学校低学年まで、小倉という街に住んでいた。
そこに在る皿倉山の夜景は、知る人ぞ知る「新日本三大夜景」及び「夜景100選」に選ばれている。
小学生だったから、当時は夜景の良さなんて分からなかったけれど、実はこの場所で後に、小学校の時に「両想い」だったひととドライブをするという、話だけ聞いたらロマンティックな思い出がある場所である。
詳細は内緒。笑 妄想してください。


翡翠や三郷のみづの異国なる

(かわせみやみさとのみづのいこくなる)
季語:翡翠 場所:埼玉県三郷市

この写真を見て、すぐに埼玉だと分かった方はいるだろうか。
東京都葛飾区にある水元公園と、埼玉県三郷市の三郷公園は、大きな人工(?)の池を挟んで向かい合ってひと続きになっている。
私の日本の家は東京の東の端っこにあるので、休日によく遊びに行った。東京都と埼玉の県境にあるのに、まるでアメリカやヨーロッパのような広い敷地で、様々な景色を見せてくれる。
「翡翠の郷」というエリアもあり、いつもバズーカ砲のようなカメラを抱えたひとたちが翡翠の写真を撮っていた。


ラベンダーさんのこちらの企画は8/6まで。ロハさんの記事にある「まだ詠まれていない場所」に思い出のある方は是非▼


鳥たちのために使わせていただきます。