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あすなろの手紙~俳句を添えて~ 鶫 28

これは、俳句を通じて知り合ったnote俳句界の妹弟きょうだい、alohaさんと鮎太さんと共に紡ぐ、俳句を添えた公開往復書簡である。

aloha様、鮎太様

 今年もあと二週間ほどで終わりを迎えますね。お二人にとってはどのような年だったでしょうか。
 私は単純に、今年はいい年だったなあと思えています。楽しいことが沢山あったなと。そして、来年もいい年になりそうな予感がしています。
 お二人の忘年会プラン、とても楽しく拝読しました。いつか現実になったら、それはそれはしあわせですね。

 今回の鮎太さんからのご質問は「今年、人生で初めて経験したこと」。
 実は沢山あるんです。
 紙の本のカバーや扉絵の依頼を受けたこと。ショートショートコンテストの審査員に呼んでいただいたこと。文庫本の表紙を描かせてもらったこと。他の方の物語の挿絵を描いたこと。何人かの方に原画をお渡ししたのも初めてでしたし、前回お話しした俳句ポストの特選もそう。あと、初めてホシゴイ(ゴイサギの幼鳥)を間近で見ました。
 来年もある予定です、人生で初めてのこと。そのための種を、今蒔いているところです。いくつになっても、やろうと思えば新しい経験ができるのだなあと思っています。
 そして、いつか野生のイヌワシを見ることが私の夢です。

 ロハさんからのご質問は「掃除の知恵やおすすめの洗剤など」。
 知恵は特になく、「気になった時にこまめに掃除する。そのためにそこら中に(は言い過ぎかも、何か所かに)プチ掃除用具が置いてある」ということくらいでしょうか。
 洗剤は、掃除もそうですが食器洗い洗剤も含めて「緑の魔女」というドイツ生まれの洗剤を愛用していました。過去形なのは、今住んでいる所では売っていないからです(少なくとも見たことがない)。
 ここではSeventh generationというところのを使っていますが、使い勝手や汚れ落ちなどは緑の魔女の方が良かった気がします。

 今回の私からの質問はまたまた妄想系。
「三人で小さな飲食店を始めるとしたら、どんなお店にしたいですか」
 メニュー、内装、場所などなど、またお二人の想像力を膨らませて素敵なお店の話を聞かせて下さい。

 もしかしたらこれが私からの、年内最後のお手紙になるかもしれません。
 noteはぎりぎりまでうろうろしていると思いますが、ひとまず、今年も楽しいお手紙のやり取りを有難うございました。来年も、ペースはのんびりになっても良いから、続けてゆけると嬉しいです。
 お二人にとって、素敵な年末年始であることを願っています。

象眼の小箱の鳥よ冬銀河   橘鶫

昨年詠んだ、なんとなくホリデーシーズンぽい句。

年末の忙しい時期に半日停電になり、ネットが使えずに困った長女
鶫より

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