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物語の欠片-韓紅の夕暮れ篇-

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カリンとレンの十四篇目の物語。太陽光発電の仕組みが実用化の一歩手前となり、フエゴで検証が始まったが…… 技術と人の心というお話。
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索引のようなもの-韓紅の夕暮れ篇-

この『物語の欠片-韓紅の夕暮れ篇-』はカリンとレンを主人公にした、十四番目の物語である。 今回の朱鷺色(アンソロジー)→ポハク~アグィーラまでの一連の流れの五篇は「○○色」の部分をいつもの伝統色に加えて「鳥に関する伝統色」で統一しようと思ったのだが、アヒに相当する赤系で鳥に関するものが無かったので仕方なく韓紅に……。いっそのこと「色」という字も入ってない色を選んでみた。 アキレアならば、わっはっはと大きな声で笑い、「そんなの全く構わぬよ」と鷹揚に赦してくれそうな気がする。なん