20190328_サムネ_アートボード_1

原点回帰、出発点に戻る。

あの頃がなければ、今の自分はいない。

あなたにとっての出発点はどこですか。
大きな出来事があった人も、些細な出会いやきっかけが出発点になった人もいるのではないかと思います。「初心忘れるべからず」この言葉を改めて考えてみると、考え深い。


時間が流れるスピードも早くなり、周りの人と比べ、もっともっと前に進まなければ。と内心焦っている自分がいた。なんのためにやっているのか目的を見失いそうになるくらいに。


「原点回帰」


原点に立ち返ることは、本当は怖い。今やっていることと、昔の思いがすれ違っていたらどうしようとか。期待外れな人生になっているのではないかとか。なんのために大学生という時間をお金で買っているのかとか。


そんな恐怖と不安とは裏腹に、やはり原点に戻ってみることは大切だという気持ちもある。急がなくてもいい。今すぐじゃなくてもいい。あなた自身の原点は何か考えてみてもらいたい。生きている意味も考えてみてほしい。意味なんてないよって思わないでほしい。人はみんな生きている意味がある。


今日は不思議な日だ。
新しいアルバイトを探していて、私の原点である「介護」と「教育」この両方のアルバイトが決まった。これまで向き合うのが怖くてバイトとして避け続けた2つ。きっと何かの縁があってこのタイミングだったのだろう。だから私はチャレンジすると決めた。


今日が原点回帰した日。
今日が新しいスタートを切る日。

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私の話
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ここからは、完全に私の個人の話なので、もし興味があれば読み進めてもらえればと思う。

私にとっての出発点は、きっと高校生の頃。はっきりは覚えていないけれど、今の人格になれたのも、負けず嫌いなのも、書くことが苦でないのも高校生のあの頃があったからだと思う。

高校受験のとき、私は福祉科に入学するという選択をした。福祉科とは、介護福祉士の国家試験を取得できる学科である。高齢者や障がい者と関わり、医療・福祉の勉強をする。この専門分野に出会ったことが私にとって1回目のターニングポイントだった。

安易な気持ちで入学したものの、福祉について学べば学ぶほど楽しくて、学ぶことってこんなにも楽しいのかと思うほどに、学校でも家でも勉強していたのを覚えている。そして、進路選択の時に自分で自分の選択肢を狭めたくないという思いもあって頑張れたのだと思う。よくそんな思考になれてたんだって15歳の自分を尊敬する。

いよいよ進路選択。私は介護職につかず大学進学を選んだ。教育には全く思入れもない。だけど勝手に、「あなたはこっちに進みなさい」と神様から言われたかのように感じてこの道を選んだ。これが私の第2のターニングポイント。

この選択をしたおかげで、私は多くの人と出会えた。多くの経験と成長をさせてもらっている。もしあの時、この選択をしていなければどうなっていたんだろう。


今、まさにこの時が、出発点になっているのかもしれませんね。

最後までご覧いただきありがとうございます。少しでも「いいな」と思って頂ければ嬉しいです。また読みにきてくださいっ。