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動物のためのコンポスト?【五月山動物園✖チャレンジデイズ】

初づくし!

2024年9月7日(土)。
大阪府池田市にある五月山動物園で「フードロスゼロチャレンジデイズ 2024Summer 特別編」の堆肥活用イベントを開催しました。

「特別編」と銘打ったフードロスゼロチャレンジデイズの実施は今回が初。
記念すべき1回目の「特別編」は初の大阪府内、初の池田市で、初の動物園コラボ開催。また、コンポストバッグで育てた堆肥は動物のエサを育てるために使うという、史上初(?)のプロジェクトです。
台風10号接近の影響で延期開催となりましたが、7月7日スタートのフードロスゼロチャレンジデイズ2024Summer 特別編参加者の内5組8名の方が、コンポストバッグを持って五月山動物園の売店前に集まってくださいました。

イベントスタート

本日の作業は、プランターづくり。
ゴールは"動物たちのエサとなる野菜の種を植える"です。

工程はこんな感じです。
①枝・枯れ葉を集めてプランターに敷き詰める
②土づくり
③土と堆肥をプランターに投入
④種植え
⑤お水やり

木の多い山に入って集めた枝を荷台に。長いものはプランターサイズに折っておきます。
石の代わりに敷いた枝の上に、集めた枯れ葉を撒きます。
赤玉や真砂土、腐葉土などを混ぜる→プランターに入れる、という作業を繰り返します。
みんなの手際がどんどん良なっていき作業は順調に進みます。
コンポストバッグ勢ぞろい!3週間の生ゴミ投入期間とその後約1か月の熟成期間を経て完成した、みなさんのかわいいかわいい堆肥が本日一堂に会しました。
種は約10㎝の深さに撒いて、上からかける土は夏布団のようにふわっとかけます。
腐葉土にまぎれていたミミズちゃんも入れてあげました。元気にすごしてね~
植えた野菜のプレートを刺して完成。おいし育ちますように。

新しい入口と変わらぬ魅力

今回のフードロスゼロチャレンジデイズ2024Summer 特別編では、”開催場所”と”堆肥活用のゴール”+"体験イベント"という設定がスペシャルなものとなっています。参加された方のきっかけも『動物が大好きだから』、『五月山動物園によく来るから』などこれまでのチャレンジデイズにはなかったものを耳にしました。
"好きなものや場所のために始める"という新しい入口。そこから入って来て一緒に楽しんでくれる方がいることに、フードロスゼロチャレンジデイズの新たな一面と今後の広がりの可能性を垣間見た気がしました。と同時に改めて感じたことは『なんかいいな』『楽しそうだな』という気持ちで始められる、イベントで会ったほかの参加者と共通の話題で会話が弾む、楽しんで続けたアクションが、いつの間にか生ゴミの削減やまちの緑化、みどりの循環に繋がっているというフードロスチャレンジデイズの持つ不変的な魅力でした。

次回の堆肥活用イベントは9/14(土)の「梅一グリーンプロジェクト」。阪神園芸のガーデナーさんによる、梅田のど真ん中・阪神百貨店周辺と屋上庭園をめぐるみどりのツアーです。

暑い中での作業、おつかれさまでした!次回はウォンバットの日にお会いしましょう♪

           


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