失敗から学び成長していく【家族編】


今朝久しぶりに息子を叱った。輝大(らいと)6歳。

息子は0歳児の頃から好奇心が絶えず、6歳になった現在も面白そう〜ですぐ行動する子だ。


常にキョロキョロして周りを観察している。

本人曰く、面白そうな事はないかな〜です。。
興味があると注意深くも(ビビリ🤣)知りたいことは試したり、本を読んだり、最近ではちゃんとyoutubeで調べる。←😳


0歳から本の読み聞かせを毎日1日も欠かさずやっているので本の虫になりました。
そしたら好奇心に拍車がかかりなんでも知りたい欲が可愛くも大変でもあります😅



そんな息子との事は今朝おきました。


小学生になり、同じ幼稚園の子がクラスに1人も居なくて、慣れない環境で気を遣っているのか、息子は楽しんではいるけども、最近少しずつストレスの兆候があるから、親も少し様子を見守っていました。



6:10起床ー

毎朝6時に起きて算数、国語、英語の課題をやり(好きで遊びの範疇でやってます)
その後、朝食。
ある程度の支度をしてから好きな番組を見るのが至福ですが、(大抵youtubeかアマゾンプライム)

今朝は少し遅く起きてしまった為に、早くworksを終わらせたくて焦ってやってて、そしたらわからない問題がたった一問あった。


全問正解したいから間違えたくないけど、答えを聞きたくない。

というどうにもできない自分にイライラして、感情のスイッチが入ってしまってあれもヤダ、これもヤダ。

怪獣ヤダヤダが止まらなかった。(俯瞰で見ると愛おしい😍)


わからない事は誰にでもある、問題なんて間違えちゃってもいい。挑んで失敗してもいい。と、普段から言ってるが


間違えたくなくて、でもわからなくて泣く6歳。



そしてついに数年ぶりに、話ができなくて外に追い出した。

(鍵は閉めません。反省したら自分で入ってくるシステムです。とりあえず入ってきただけではまた外に出します。)


(この時の息子の顔は暫く忘れないし、いや、2.3歳のイヤイヤ期の時に外に追い出した表情ですら今でも覚えてるのでおそらく一生忘れられないんだなと思います…本当は見たくない表情なので、今思い出してこの文章書いてる時も悲しくて涙が込み上げてきます…ごめんね)


うちの子は、外面(そとズラ)を気にするタイプなので外に追い出された瞬間、声も出さない。一瞬で見た目には収まります。


次に自分の頭でロジックが最速で動くので家に入るための理由を見つける。家に入る為にはイライラをやめなければいけない。と瞬間で気づき、辞める。
粗治療だけど、うちの場合これで一旦無理矢理リセットさせれています。(今は)



けど本当の話はここからで。


朝のバタバタの時間の時にこれで良しとしたら何も学ばず、言うこと聞けば傷つけられない。という思考停止奴隷状態の出来上がりになってしまうから、ここからとことん話します。



通学班の集合時間まであと45分。
まだ朝ごはんも食べてない。



で、反省したと自分から戻ってきたので、どう反省したのか自分の口で説明してくれます。(自己評価のプレゼン)
※息子が自分を見つめる時間が始まり、親はそばで寄り添い助ける。


(親は子どもがいない時や寝ている時に、今日みたいな事がまた起きたら、こんな時にどうすればよかったのか、もっとどう配慮すれば良いか必ず話し合います。息子が好きだから当たり前にいつも息子にとって良いことはなんなのか話し合いしちゃう💕)

失敗はしていいが、そこから何を学んだのか、気づきが何なのか、一人で導き出させる。できない時も時々あるので、そんな時は親が指導してあげなくてはと思っている。

※ただし、親も完璧ではない。
完璧と思った時点で不完璧の出来上がり。

そして不完璧を言い訳に成長しない時点で
「無責任な親の出来上がり。」

こんな親にはなりたくもないし、息子にそんな背中見せない。
人として責任ある背中を見せ続けれる様日々学び、努力している。




話を戻すと

まず親のターン。
外に放り出される息子の顔はしばらく忘れられないこと。怒りに任せて出してるなんてことはなく、わかってほしくて粗治療してるけど、パパも自らの手で、外に出される輝大(らいと:息子の名前)の顔見たくないよ、悲しいんだよ!って伝えたらわかってくれました。



息子、考え中…。


話を聞く。
約束を守る。
時間を守る。


自分の意見は好きなだけ言っていいから、相手の話を聞こう、こう言うルールが我が家にはある。

息子「これからはイライラしないようにして、ちゃんと話も聞く、ごめんなさい。」

アドバイスに聞く耳持たずイライラしていたので、それがどう良くないのか話し合った上で一件落着。

くどいけど、完璧な人はいない。
自分も子どもの時できないことの方が多かったから出来ないことを怒りはしない。
ましてや、やった事がないことなら尚更。
だが、相手に配慮のないワガママは許さない。(例えば喉が乾いててジュースを飲みたくても、知らない子であっても小さい子が近くに居たらその子が欲しがっちゃうかもしれないから当たり前にジュース飲むのを我慢します→その子や相手のご家庭の育児に沿わないこともあるので)

取り繕うための嘘も許さない。
(これは本当にしっかり理解してくれるまで何度も伝えます。復唱させることで今すぐ理解できないことも記憶には残ります。可愛いからで許した記憶はありません)


叱る時はちゃんと時短で叱り、大切なことは時間をかけて落ち着いて、感情的にならず優しく寄り添う様に話す。

必要性を理解してもらうと同じ失敗は繰り返しにくいと思ってます。


子どもに完璧を求めてなくても意識をさせる努力は永遠に伝えられる。

失敗していいし、一人で抱えきれなければ命に替えても守るから、と日々伝えてるのでどんな事があっても最後は笑顔で大好きだよ。とギュッと抱きしめる。

言葉でも気持ちでも行動でも伝えてみんなが納得して終わったかと思ったが、


【次に】
息子「でも今日はこんな気分で学校に行きたくないの。」

と言ってくれた。正直な気持ちを言ってくれてありがとうをいう。その後こんな会話をしました。


パパ「そうか、そんな気分にさせてごめんね、話聞くよ。」理由をちゃんと聞く。

ママ「気持ちを伝えてくれてありがとう。いきたくないって思ってもいいよ。」

話はそこから。とことん話す。


パパ「本当はパパも仕事したくない気分。本当は大好きな、らいと(息子の名前)とママとずっと遊んでいたいんだよ。」

息子「うん。」(話を聞いて考え中)

パパ「でもそしたら今日仕事しなかったぶん、パパがもらえるお金少しだけ減っちゃうかもな。そしたら毎週楽しみにしてるバスケ来月は休んでもらっていい?」


息子「それはやだぁ〜」


パパ「そうだよね、パパはどんな気分でも家族の為に働くよ。そしたら楽しい時間を過ごすチャンスがあるからだよ。それに感謝もできるしね。」


息子「バスケはしたいけど学校はいきたくないの」


パパ「そうだよね、バスケ楽しいもんね。わかるよ。パパもバスケしてる、らいとを見てるととっても嬉しいし、楽しいし、幸せな気分になるよ。」

パパ「今は嫌な気分かも知れないけど、【想像】してほしいんだ。もし学校で嫌な事がなくて、楽しんで学校に行けたら、大好きな勉強もできるし、友達と過ごす時間は思い出にもなるよ。その間だけパパはお仕事するからバスケも続けられそうだよ。今は悲しい気分もあるかもしれないけど、きっと今日も楽しい一日になるかもしれないよ。帰ってきたらいっぱいパパと遊ぼう。」


息子「うんわかった。でももう涙出てない?朝、僕が怒られたってみんなに知られてない?(マンション住みの為)」


パパ「気になっちゃうよね。泣いた跡はもうわからないよ。叱られたことも多分大丈夫だと思うよ。それにね、パパも子どもの頃、沢山叱られたんだ。」

「叱られることは恥ずかしいことじゃないよ。とても大切な勉強のひとつなんだよ。大人になっても叱られる時はあるの。失敗したらなぜ失敗してしまったのか考えて、気づいた事を忘れないようにして、次にまた同じ失敗しないように頑張ればいいんだよ。」


この話の頃には息子はニコニコで、しっかり顔を見て話をしてくれるし、聞いてくれる。


不安な事をそれとない言葉で濁さない。
受け止めた上で勇気のシャワーを浴びせてあげる。

枯渇しない溢れんばかりの愛情で注いでいるからどんなに叱られても息子は愛されてると言う揺るがない自信があるから親を信じてくれる。


ただ親だからって言うだけで言うことを聞かせていてはそれは血縁関係のある奴隷と一緒だと思っています。


最後に
パパ「だけど急に仕事の電話来た時は許してね。」

息子「うん、いいよ。その後沢山遊んでね😊」


で、納得して学校行ってくれました。時間配分も気にして話したのでご飯も焦らず食べ、遅刻もしませんでした。

学校に無理に行かせはしない、だけど、自分の取った行動でどんな未来になるか可能性を想像させて選択させる。その責任も自分で負うことをもう知っている。

これは3歳くらいからしっかり教えている。できないのは年齢じゃない、ある年齢になったらいきなりできるなんてそんなことはない。

できない時から【考える習慣】をつけさせる育児(指導)をしています。

ただ叱るのではなく、叱った理由を理路整然とちゃんと伝えた上で、次はどうすればいいか自分で導く練習をさせています。



失敗した時は挑んだことを一番に褒め
悲しんでいたら必ず抱きしめてあげる。


そしてまた同じ失敗しないように一緒に考える時間をちゃんと設ける。


これで我が家は今のところうまく行ってる。


問題によってチューナップしていく。そんなの当然。令和の問題を昭和の解決法でやろうとしてるなんて無理じゃない?それと同じ。


僕たち親も成長していく。いや、成長させてもらってる。


この考えは全てに当てはまるかわからないけど、それはその時にまた自分も学び続けて愛する家族と共に成長し、豊かな人生を送りたいと願い行動するのみ。


焦ると良いことないね。

でも時間より大切な命。その命を燃やす人生で時間を使っているだけ。使わされているだけ。


おお、なんか哲学っぽい笑

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