在宅秘書は見た?/やっぱりインスタは怖かった、の巻
いわゆる在宅秘書/事務代行フリーランスの現場から。
本日はWebマーケ系企業のお手伝いから思ったお話。
Webマーケ系企業のT社長。
時々現れてはマニュアル制作をご依頼され、作ったマニュアル今のところ7本。ミーティング中に画面共有で作業を説明していただき、キャプチャが必要な場合はツールの共有をしていただいた上、実作業のマニュアルを作成するという流れでお作りしています。
概ねご自分がやってらっしゃる作業の一部を、誰か(社員さんとか、別のフリーランスさんとか)へ切り出すためのマニュアルなので、時に「作業目安時間」もお答えしています。
そんなマニュアルの一つが、サンプルとして収集しておられるインスタ投稿のリスト整備。
それも、インスタらしい、キラッキラな投稿サンプルが詰まった部分をサンプル稼働分として指定されてしまったのです。
ご指示に合わせてリストを作り、転記用のマニュアルを作り・・・
なんだか、ざわざわするなぁ。
キャプチャを入れて、トータル2時間ほど作業をしてみて、目安時間を・・・
ざわざわというか、なんか、なんだろう。
そう。
私の目の前にある投稿群は、プロのWebマーケコンサルが集めておられる、要は、こうしたらバズるとか、受けるとか、広告としていいよ、というものの集合体な訳です。
バズる動画といっても、YouTubeの猫画像とか、TikTokの面白動画とは違うわけで、どちらかと言うと、T社長が得意にしている、女子アイテム系の、販売系の、キラキラ盛り盛りの世界が詰まっています。
・・・辛い。
だってですよ。
クレームがあった→(文句を言いつつ)でも私、頑張る
こんな失敗をした→お客様のためにこう改善した私、頑張ってる
注文数が最高→いくつかはともかく最高は最高
こんな感じでですね、とってもとっても女子力がお高い。
とにかくあらゆる事象をですね、頑張る私、それが素敵な私、頑張ってるからここまで来られた私、に繋げる訳です。
女子力高いんです。
ということでわたくし、昨日ご納品したんですけど、変な顔してたんでしょうねえ、思わずT社長が
「ツギノメヤさん、どしたん?」
と仰ってくださるので
「いやこれ、渡すときに人選びますよ?キラキラ辛い人間に、この数見ろて言うのはちょっとアレかも知れませんよ?」
とお返ししましたら
「割り切れ!割り切ったら、私みたいに平気になるかもわからんw」
とお返事いただきました。
要はこれがInstagramだということなのかもしれませんし、こうしないと受けないんだよ、ということなんだろうと思います。
彼女のお仕事からWebマーケのノウハウはだいぶ学ばせていただきましたし(役得)、お仕事なら頑張ってキラキラなリールでもカバーでもお作りしますが、自分のものでは無理だなぁとやっぱり思ってしまいました。
(あ、あの投稿の皆さんも、意外と外注なのかもしれませんねぇ…)
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