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フリーランスの環境で、観光系データはどこまで分析できるのか?を試してみたいと思います。

フリーランスになって1年、Lancersの研究員制度第4期に応募し、参画させていただくこととなりました。
地方観光DXという、フリーランスの集合体で自治体案件を獲ろうという取り組み。
うん、これが常態化したら、面白い世の中になるかもな、と思ったのです。


1)企画に参画した理由とやってみたいこと、そしてそれは研究ではない。

私は元々小役人でしたので、辞めて1年余り、どちらかと言いますと、私の頭はまだ「発注側」に近いです。
ずっと民間にいらっしゃる方とは、仕様書やプロポ(-ザル)の実施要領や仕様の読み方も違うかもしれません。

今、民の側から公に関わるお仕事をさせていただくようになりましたが、なぜにそれが可能かと言うと、元の職場では内製でやっているような業務が意外と外注されているからで、むしろ辞めて初めて、他の自治体さんではいろんな部分を外注しておられるものだなぁと感心したものです。
(組織経営や人事畑の人ではなかったので、他の自治体さんのそうした動向をお調べすることもなく、正直今お受けしているような業務を多くの自治体さんが外に出しておられるとは思いもしていませんでした)

ということで、私の場合は自分の中にあるものを反転させて、それを対公の業務の中でテクニカルに使う、ということを意識し始めたところ。
ですので、それをこの企画に生かせて、「いつもの顔ぶれ」以外がこうした事業に参画し始めたら、面白いかもしれないね、という軽いノリで、どちらかと言うと側面でご支援ができないかなと考えたのです。
そのため、この部分については、自身の研究テーマとしてはそぐわぬ、と思う次第です。

2)では、何を「研究」としてみよう

自治体では、総合計画以外にも、各部門でも計画を持ち、それに則って施策を進めていくことが多いです。
観光関係でも、「観光振興プラン」等々の名称で、観光客誘致や公的施設整備、民間支援等に関する計画を立て、KPI管理を行っておられる自治体さんもございます。
現役時代に直接観光系の計画を直接書いたことはないですが、なにしろ紹介サイトかと誤認されそうなe-STATまみれな記事を投稿するわたくし。

e-STAT中の統計については、観光関係の分析で使用されるものもざくっと把握しておりますし、かねてからJNTOのハンドブックなども参照させていただくことはありました。
しかし一方で、昨今ビッグデータ活用が進む中、人流データなど、民間ベースかつ有料のデータが有用なのも事実です。
ということで、無料環境で観光関係のデータをどう活用し、どう分析できるのかをあれこれ調べてみようか、と思い至りました。

3)活動の概要

地方観光DXチームでは、開始直後から様々な案件が飛び交っています。
プロポーザルの仕様書は自治体のサイトで公開されていますので、自分が参加する、しないに関わらず、気になった自治体の状況の分析を行ってみたいと思います。

4)アウトプット・成果

分析結果は、自治体名は伏せて(勝手にやっておりますので、せいぜい〇〇地方の市とか、××県の町、程度の表記になるかと思います)Noteにページをまとめていきたいと思います。
民間データでも無料で利用させていただける枠のあるものにも心当たりはありますので、最終的にはそちらもまとめてみたいと思います。
そうしたものを使用していくことで、現状の分析や施策のKPI設定・管理にも役立てられるはず・・・と思います。

5)実験の測定方法およびスケジュールと進め方

測定方法というほどのものではありませんが、1か月最低1自治体分で、総合分析と言うよりは、テーマを決めて進めてみたいと思います。(〇〇市分、宿泊観光統計から見る××、とか)
さて、何をどう使ったら効果的…というものは見つかるでしょうか。
自分の引き出しに収まるいい感じなものを、ちまちまと、具体的に集めてみたいと思います。


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