【コロナ療養10】ウィークエンドシトロンでハッピーエンド
5月24日(火曜日)
午前4時に「やっとこ！サトコなう」「第103話 コロナになりました」を完成させて寝た。
朝7時に検温のため起床。二度寝を我慢して入浴。そして荷物をまとめる。忘れ物は全て捨てられてしまうので、ヘマはできない。
昨日と同じく、7時50分に八ちゃんへ「行ってらっしゃい」を言おうと自宅へ電話した。誰も出ない。5分後にかけても、やはり出ない。早めに登校したのかな？
と思いきや、8時5分に、自宅からアレクサコールがかかってきた。八ちゃんからだ。「遅刻しそうだから学校に連絡しておいて。」だって。さっきは寝てたのかな？(後に、iPadでゲームしていた事が判明する)
9時半に、窓のカーテンを閉めて、ゴミ箱に捨てるべくリネン一式を持って部屋を出た。
ホテルの出口で、宿泊療養証明書の請求の仕方が書かれた書類(保険金請求のために必要)、アンケート用紙などと一緒に、「ご意見をお寄せください」という手紙をもらった。
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ホテルでの療養、本当にお疲れ様でした。
皆さまには大変ご不便をおかけしましたが、ご協力いただきありがとうございました。
ホテル運営をより良いものとするため、皆さまのご意見をお聞かせください。
何でも構いません。もっと◯◯してほしかった、△△があればよかった、等ご意見・ご感想をお送りください。
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なんて果てしないホスピタリティマインド！逆に私が聞きたいくらいだ。どんな事をしたらお世話になった皆様に恩返しできますか？どうすれば、感謝の気持ちが伝わりますか？
そうだ！ワクチン3回目を打とう。私にできるのはこういう事だ。
西新宿のアパホテルアンドリゾートから新宿駅までは、30分くらい歩いた。日差しが強くて、ちょっとクラクラしたけどそれも新鮮だった。荷物が少なくてよかった。
自宅に着いて、方々へ出所の挨拶をLINEした。
早速、同じマンションのAさんが、ドアノブに手作りスイーツをひっ提げてくれた。
「おめでとう！こういう時はウィークエンドシトロンでしょう。娑婆の味、どうぞ♡」とお手紙も添えてくれた。
ウィークエンドシトロンには、「大切な人と一緒に過ごす週末に食べるお菓子」という意味が込められている、と以前、Aさんから教わった。
今夜、四人で食べよう！
〜【コロナ療養 おしまい】〜
ご愛読ありがとうございました。