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【コロナ療養01】PCR検査→宿泊療養→ワクワク♡

今日は2022年5月18日(水曜日)なのですが、3日前に遡って…

5月15日(日曜日)
今朝は平熱だったが、頭痛は続いた。てる君は昨日、東京都発熱相談センターから電話で教わった病院を調べてくれていた。「平熱だけど、行った方が良いのかな?」と相談したら、「行こう」と言うので従った。「面倒くさいと思わないのかな?明日なら私一人で歩いて行くのに。まあ、一人で行くより車で連れてってもらう方が楽だから良いけど」そう思った。紹介された3つの病院のうち、2つの病院はウェブで予約するシステムで、すでに空きがなかった。残る1つは、13時から診療受付で電話が繋がらなかったので、直接行くことにした。
12時40分に到着して、てる君が病院の中を覗きに行くと、看護師さんが出てきて、「この後とても忙しくなるので、今、すぐ診察しましょう」と言ってくださった。
簡単な問診と聴診の後、いよいよPCR検査が始まった。お馴染みの、鼻に細い棒を突っ込む検査だ。さぞや痛かろうと、ビクビクしながら検査を受けた。

PCRの、鼻に棒を突っ込む痛さを例えると

それは、水泳中、鼻に水が入った時のキーンとする痛みにそっくりだった。でも、水泳の時の痛みはしばらく続くけど、検査の痛みは一瞬でなくなる。自分が過去に何度も味わったことのある痛みと比べて軽い痛みであると言うだけで、私にとっては大したことのない痛みだった。もしかしたら、その先生の腕が良かったのかもしれない。
10分後に結果が出るのでそのままお待ちくださいと言われた。そして10分後、結果は陽性と診断された。私は発症日を0日として10日間で5月24日まで、家族は7日間なので21日まで、それぞれ自宅待機するように言われ、カロナールを処方された。ワクチン接種の回数を聞かれたので、2回と答えた。「なんでもっと早く3度目を打たないの!?」と叱られるかと思いきや、

「2回打ったから、軽いんですよ」

と朗らかに言ってもらえてホッとした。
もう、逃げも隠れもできないぞと開き直り、バイト先や同じマンション内の友達、吉ちゃんの高校、八ちゃんの小学校、私のPTA関係など、今後の予定で連絡しないと支障をきたすところへ連絡した。みんな、温かい言葉をかけてくれた。同じマンションの友達は、「買い物があったらドアノブにかけておくから何でも言って」と言ってくれた。私は、元気な時でもネットスーパーを利用しているので、それは大丈夫だったが、そんな風に言ってもらえたことがとても嬉しかった。
次なる難関は1LDK4人暮らしの我が家でいかに家族感染を防ぐか。てる君は24時間、窓と玄関を開けっぱなしにして扇風機と換気扇をつけっぱなしにしてくれている。消毒もこまめにやってはいる。けれど不安でならない。そういえば上司は「ホテル療養中」ってメールに書いてあったな。

ホテル療養ってお金かかるのかな?

そういうニュースを何度も目にしていたのに、他人事と思っていてよく理解していなかった。調べてみたら、宿泊費も食事代も無料、さらに、自宅からホテルまで専用車で送迎してもらえるとのこと。実費は帰りの電車代だけ。
早速、東京都宿泊療養申込窓口に電話した。「先に療養中の家族はいないか」などと質問を受け、その後、遠慮がちに、「ちなみに、一応、お尋ねするのですが。品川に、ペットも可のプレハブの施設があるのですが、そちらでは、いかがでしょう?」と尋ねられた。我ながら図々しいかなと思いつつも「もし、そこしか空いてないなら結構ですが、できればプレハブではない建物が良いです」とお答えした。
PCR検査をした病院が保健所へ届けを出し、それが確認でき次第、このサービスが利用でき、宿泊施設の空きがあれば翌日の午後から入室可能、と説明を受け、折り返しの電話を待つように言われた。電話申込は16時までで、頭痛に耐えながら必死で検索して電話できたのは15時40分。間に合って良かった。
てる君は、自分の仕事と家事だけでも大変な上、私の病院付き添いや消毒、換気など、イレギュラーな仕事が増えて非常に忙しそうだった。雨続きで洗濯物も溜まっている。にも関わらず、自身と子ども達の健康状態が心配だから無料PCR検査を実施中の施設へ行くと言い、18時ごろから3人で出かけた。
私は部屋で1人でいられるうちに、最低限の宿泊荷物をまとめた。みんながいると距離感など気を遣って動きにくいのだ。
夜、東京都宿泊療養申込窓口から電話が来た。宿泊先は、西新宿アパホテルアンドリゾートに決まった。
なんだろう?ちょっとワクワクしちゃってる♡
〜【コロナ療養02】に続く〜

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