2022年2月:仕事の様子をまとめておきます。
『藍の色止め』はできません。(藍染め剣道袴)
藍染め剣道袴の『藍の色止め』をご依頼いただきましたが、藍の色止めは出来ません。手入れする度、着用する度に移ろいゆく色合いを楽しんでください。此れが藍染めの文化です。
アイロン掛けの様子です。
アセテート素材の子供袴
変色の汚れを抜いてみました。メーカーは『ドライも水洗いも不可』と言っているが、しみぬきは『駄目』と言ってはいない。
対馬つむぎの変色補正
兵庫県丹波篠山の「ふた藍」様から、ご依頼いただきました。おそらく150年程前の対馬つむぎと考えられます。此れは普段体験できない作業でした。
古美術向けの美しさを保たせることを意識して仕上げていきます。
部分皮革のコールテン素材のダウンベスト
経年変色によって色調が褪せてきた状態から、酸素系漂白剤を用いて甦らせました。
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