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軽井沢の秋夜に味わう至高の一皿「ブレストンコート・ユカワタン」


レストラン概要

レストラン名:ブレストンコートユカワタン
住所:長野県軽井沢町星野軽井沢ホテルブレストンコート敷地内
営業時間:ランチ11:30~15:30 ディナー17:30~
予約:公式HPより予約可能

体験/特徴

「ブレストンコートユカワタン」さんでは、単に食事を楽しむだけでなく、五感を通じて様々な体験ができるのが特徴です。
前菜は外の掘りごたつに入りながらいただきます。こたつに入りながら前菜を楽しむことで寒さを感じつつ暖かさも味わえるユニークな体験ができます。


また、食材の新鮮さと調理法の工夫も特徴です。メニューには季節ごとに異なる地元長野の食材がふんだんに使われており、料理ごとに異なるテクスチャーと味わいが楽しめます。

訪問してみた

秋の夜、軽井沢の風景とともに訪れた「ユカワタン」。
前菜はこたつで厳しい寒さを味わいながら前菜を楽しみました。
ドリンクはワインペアリング。料理とドリンクのマリアージュを存分に楽しめます。

【コースメニュー】
・鯉のコントラスト エルダーフラワーのベール
・猪のクーシュ
・茸のタルト
・スープドポワソン
・トリットオーブルー
・レモンとローズマリーグラニテ
・鳩肉のロティ ソースサルミ
・洋ナシと山葡萄のコンビネゾン サフランの香り
・ヌガーグラッセ
・小菓子

地元の食材を存分に使った料理が続きます。

シャインマスカットが乗った鯉のこぶ締め。


20種類以上の茸を使ったタルト。


長野でとれた脂ののったイワナ。


そして歯ごたえのある鳩。


どの料理も素材の味を最大限に引き出したものでした。

デザートの前にも複数種類のチーズを個性豊かに楽しめます。


最後にいただいたコーヒー風味のデザートとともにほっとするひと時を過ごせました。



ここで料理の解説を。

猪のクーシュ
クーシュ(Couche)とはフランス語で層の意味。
猪のお肉をパテ上にしたものとお野菜、ぱりぱりとした触感の飾り付けが層状に盛り付けられた一皿でした。

トリットオーブルー
トリットオーブルー(Trit au Bleu)はフレッシュなイワナを使用した魚料理です。
ブルーは色のブルー。魚が持つ自然な色合いが青みがかって見えることから「ブルー」と名付けられています。

レモンとローズマリー グラニテ
グラニテはフランス語で「ざらざらした」という意味です。
シャリシャリざらざらとしたシャーベットのような料理ですが、シャーベットやソルベと比べて氷の粒が荒く、強い触感を感じるようになっています。
料理のお口直しで出されることが多い一品です。

鳩肉のロティ ソースサルミ
ロティ(Rotir)とはオーブンを使って高熱でお肉を焼き上げる調理法のことです。
鳩肉をオーブンで一気に焼き上げることでパリッとした触感を楽しめ、みずみずしい触感を中に閉じ込めることができます。
サルミソースとは鶏ガラと香味野菜をいためてコニャック(フランスのコニャック地方で生産されるブドウの蒸留酒)と赤ワインを加えて煮詰めたソースです。
ワインと相性抜群な一品です。

洋ナシと山葡萄のコンビネゾン サフランの香り
コンビネゾンはフランス語で「コンビネーションの意味」
スパイスと果実のフレッシュさが合わさった独創的な一品です。

ヌガーグラッセ
ヌガーグラッセは南フランス発祥の冷製デザート。
ヌガーはメレンゲや生クリームを冷やし固めて、ナッツやドライフルーツを混ぜ合わせたものです。
グラッセは氷やアイスという意味で、ヌガーグラッセはヌガーを凍らせたアイスのような料理です。


「ブレストンコートユカワタン」さんは、料理以上の体験を提供してくれる特別なレストランです。

地元食材の味わいやこたつでの食事など、訪れるたびに新たな発見と感動が待っています。

特別な日のひと時に、ぜひ一度足を運んでみてください。

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