すぐに結果を求めない計画づくり
新年の抱負をはじめ新しい目標を立てるとき、ちょっと厳しいものを設定をしてしまうことってありませんか?
・年収が200万円上がるような会社に転職しよう
・春までに体重を10キロ落とそう
目標は「できそうなんだけどできなさそうなレベルのもの」の方がやる気も出るものなんですが、すぐに結果を求めようとするとなかなか上手くいかないものです。
なので今回は「無理なく達成できる目標の立て方」について書いていこうと思います。
まずは簡単なものから
特にこの1月は想定しているレベルの目標よりも3つくらい簡単なものにした方いいと言われています。
これは「計画錯誤の罠」と呼ばれているもので、人は計画段階だと自分の実力を甘く見積もってしまうという特徴を持っているからです。
特に年明けのタイミングではその錯誤の効果は2,3倍にもなるそうです。
なので、できれば軽めな目標にしておいて、3月くらいから徐々に上げていき、12月には「これだけできるようなになるなんてすごい!」みたいにしていくといいですね。
生まれ変わり幻想
悲しい現実なんですが、現在できないようなことは明日になって突然できるようになることはほとんどありません。
人はついつい「生まれ変わり幻想」を抱いてしまうもので、特に根拠もなく明日になったら問題が解決するんじゃないかと思ってしまうんですよね。
今の自分と明日の自分はきちんとつながっていますので、着実にできることを行っていくことが大切になります。
自己否定の罠
自分も含めて恐らく多くの方がはまってしまうというのがこの自己否定の罠かもしれません。
目標に向かって努力しているのになかなか結果につながらないと、「こんなに努力しているのにどうして上手くいかないんだ……」と悩むことがあるかと思います。
自分も途中で思うような成果が見られないときに悩んでしまうんですが、でもこれって冷静に考えると当たり前なんですよね。
TOEICや資格の勉強ならある程度勉強法が確立されていますので、人によっては短期で結果を得ることも不可能ではないかもしれません。
しかしダイエットやスポーツなどは個人差が大きく関係してくるので、3ヶ月や半年くらいだとなかなか目に見えた成果って現れないことが多いはず。
さらに映画とか漫画の世界では、なにやら大事な人が傷ついているのを見て怒ったり、よくわからない実を食べてたりしていきなりパワーアップすることってよくあるじゃないですか。
そういう影響を少なからず受けているため、「もしかしたら自分もできるんじゃないか?」と同じように思ってしまうのも無理もないような気がします。
ではこの自己否定を避けるためにはどうすればいいのかというと、「何を手にしたのか」ではなく、「何をこなしたのか」と考え方を変えるんです。
結果でななく行ったことに目を向ける。
特に人と比べてしまうことがある人の場合、「雑誌のモデルさんは1ヶ月で5キロも痩せたのに自分は2キロしか痩せてない……」みたいに落ち込んでしまうことが少なくないので、
・スクワットを30回した
・5キロランニングをした
このようなタスクに目を向けて、日々積み重ねていくことが大事なんですね。
ちなみに自分もニキビを治そうと洗顔やら保湿やら色々ためhしましたが、どんなに早くても2ヶ月くらいはほとんど変わりませんでしたね。
そしてちょっとでも乾燥したり疲れが溜まったりすると出てきてしまいます。
これはもう体質としか言えませんよ笑
なので雑誌やCMで上手くいっている人を見ても同じように自分もいくなんてことはほとんどないんじゃないのでしょうか。
あくまで手段の一つとして考えて、あせらずできることをこなしていくのが一番の近道なんじゃないかなと思います。
頑張らない
頑張らないというとちょっと語弊があるかもしれませんが、何もしないということではなく無茶なハードワークはしなくてもいいですよってことです。
・この目標を達成させるためにはどのくらい頑張ればいいか
こうではなく、
・この目標を手っ取り早く達成するためにはまず何から始めればいいんだろう?
こんな風に、最初に超えるためのハードルが低いものを選んで行っていくのも大事です。
自転車と一緒最初のペダルさえ踏み込んでしまえばあとはスムーズに走らせることができますからね。
また、頑張ることが前提になると途中でくじけてしまう可能性も出てきてしまいますので、基本は無理なくできるアクションにすることが大切です。
失敗することを目標にする
ナンパのときや営業の世界では「とりあえず断られることが当たり前」と言われています。
この考え方も重要で、目標達成に向けて行動していくとやはりくじけたり、誘惑に負けてしまうことがあるかと思います。
だって人間は感情で動く生き物ですからね笑
なので、誘惑に負けても全然いいんです。
くじけて挫折することが普通です。
ただここで終わるとなんかよくわからないスピリチュアルな人みたいになってしまうので、具体的な解決策を紹介します。
それが「くじけた回数と立ち直った回数記録する」というもの。
これで「そういえば前にくじけてしまったときがあったけど、なんとか持ち直せたな」といったように、過去の自分を客観視できるようになりますので、必要以上に責めなくてもよくなるんですよね。
向かっていく方向をその都度見直していき、すぐに結果を求めず愚直に行動していくときっ近い将来には欲しい結果が得られるかと思います。
みなさんのお役に立てていただければ幸いです。
今回も最後まで読んでいただきありがとうございました。
もう少し続きがありますので、もしよかったら次回もよろしくお願いいたします。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?