悪い習慣から抜け出すために

鶴の恩返しの村人のように「やっちゃだめ」なことをあえてやってみると、次第にやらなくなりますよってことを書きました。

さらに「時間と場所」も決めて行うことで、さらにその効果も増していきますので、わりと手軽に直すことができます。

ただ、それだけではちょっと物足りないかと思いますので、今回はさらにいくつか書いていこうと思います。

ビジラントモニタリング

これは「自分が止めたい習慣にはどんな意味があるのか一度考えてみよう」っていうものです。

実際に手を付ける瞬間に立ち止まって考えてみると、おそらくほとんどのことはさほど意味が無いように思えるかと思います。

だって直したい行動ですからね。

・ささいなことでも怒ってしまうのはなんでだろう
・どうして意味も無くテレビを見てしまうんだろう

こんな感じで考えると、原因が見えたり重要性の低さが浮き彫りになったりしますから、これまで以上に「止めよう」と思えるのではないでしょうか。

ディストラクション

これは「何か他のものに意識を向けさせる」というものです。

人は「忘れたい・考えたくない」と思えば思うほどその対象を意識してしまう習性があります。

なので、同じようにやりたくない、したくないと思う気持ちが強くなるとまずますやってしまいます。
だから無理矢理にでも違うことを考えましょうっていうことなんですね。

まあ、深く考えずにとりあえず目の前にある仕事や課題に取り組んでいくのがいいんじゃないでしょうか。

自分の場合であればランニングや筋トレ、読書とかですかね。

ランニングはちょっと平日は厳しいですが、あとの2つはどれも手軽にできますからね。

刺激コントロール

これは「環境を変えてしまおう」というものです。

環境と行っても引っ越や転職みたいな大がかりなものでなく、「目の前にある欲求物から逃げる・あるいはあえて距離を置く」みたいな感じでやるものです。

・飲み過ぎを防ぎたい→居酒屋に行かない
・ネットサーフィンを止めたい→Wi-Fi解約する

やりすぎかもしれませんが、さすがに速度制限が掛かっている中でだれも見たいとは思えませんよね。

ただ、さすがに解約は難しいので、もう少しハードルを下げたい。

ここではif=thenプランニングを利用して「22時以降はスマホとパソコンを鞄の中にしまう」とか設定るのがいいかもしれません。

少なくともその時間から寝る前の間はネットサーフィンはできないことでしょう。

こんな感じで色々と方法があるんですが、やはり重要なのが「ストレス対策」

悪癖対策だけでなく、単純にストレスは掛からない方がいいですからね。

ただストレス対策いっても「ストレス反応をコントロールするもの」「ストレス反応を和らげるもの」といったようにそれぞれ分かれておりますので、順に書いていこうと思います。

ストレス反応をコントロールするもの

1セルフレギュレーション

人は目の前にある欲求の方が未来に欲しい願いや欲求よりも高く感じる傾向にあります。

たとえば1ヶ月後に110円もらうより、今日100円貰った方がうれしく感じ、さらにこっちを選ぶ人の方が多いんです。

冷静に考えると110円の方が得なのに、目先の100円を選んでしまうんです。

なので、「未来に待っているものの方が大事なんだよ」と自分に問いかけるのが大事になってくるんですよね。

・今日、居酒屋に行って飲まなければ明日は元気に仕事に行ける
・地道にトレーニングすれば1サイズ下の洋服が着られて異性にモテるかも

こういう風に意識するのがいいかもしれません。

2未来的思考

これも似ているんですが、「今、この行動を取ってしまったら将来どうなるのか」ということを考えるものです。

これは良い将来像ではなく、どちらかと言えば悪いイメージを膨らませて行った方が効果があります。

たとえば健康管理全般でいうと、
・今、筋トレしなかったら将来メタボになって周りから後ろ指さされてしまう
・甘い物を食べ過ぎてしまったら糖尿病になってしまう

かなりネガティブですが、自分もアラサーなのでけっこうリアリティがありますね…

さらにもう一段階ギアを上げると、
・メタボになったら異性にも嫌われるし、もしかしたら一生独身ですごすかも、というか友達もいなくなってしまう
・糖尿病になったらお金もかかるし、入院とかになったら働くこともできない。そもそも自由な生活とは真逆になる

このくらいにしておきましょう。

こうすればよほど強い誘惑が無い限り、節制するでしょう。

すいません。だいぶ長くなってしまいましたので、続きは次回にしたいと思います。

今回も最後まで読んでいただきありがとうございました。

次回もよろしくお願いいたします。

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