タスク処理についての覚書

仕事が全部中途半端なんだよねと言われた。その通りだと思ったから驚いて何も言えないでいたら多分さらに怒らせた。

バイトでのこと。仕事が全部中途半端なんだよね、遅いわけじゃないけど目の前の仕事を終わらせる前に次の仕事に手を出すよね、それをやめてほしい。と言われ、全部そうだ! と思った。

バイトも一個しかしていないわけではないし、全部接客業だしマルチタスクがほとんどだからこのバイトに限らず全部そうなんだろうと思う。というかバイトに限らず私の生活が全部そうなんだと思う。

次のことをやるのは目の前の仕事をまずはちゃんとやってからにして、なんて小学生ですら言われないような当たり前のことを言われてしまい、ショックだった。でも本当にその通りだと思う。私に一番足りてないものだ。

目に見えたもの全てに手をつけようとしてしまう。全てがイベントポイントに見える。全部に「!」印が付いて見える。ので、今やっていることを無理矢理一区切りつけてそっちの方に行かなきゃと思ってしまう。しかし実際は全然一区切りなんてついていなかったりする。上司に怒られてから「目の前の仕事を完璧に終わらせてから次の仕事をする」ということに注意しながら動いたけど、めちゃくちゃ疲れた。
どれもこれもやらなければいけない気がする。皿を拭いている途中にボードを書き換えなきゃいけないことに気付き、皿をある程度拭いたらボードに向かおうとする まではよくあることだと思うが、私はこの時「ボード書き換えなきゃ」以外の思考が飛んでしまい、皿がまだ残っているのにボードに向かおうとするのだ。あくまでも極端な例だが、客が帰った後に席から皿を下げている作業の途中に消えて別のことをしていることもたまにあるらしく(無意識)恐ろしいなと思う。

ボードを書き換えなきゃ! というのを一旦無視して目の前のことに集中すればいい話なのだが、この「無視する」が案外大変で、だって無視するってことは今の作業が終わるまで今起こったポイントを覚えていなければならないのだから難しいのだ。と、思うけど、案外これは難しいことではないらしいから中々厄介である。

叱られた後、働きながら将来の不安になんだか泣きそうになった。全部が中途半端って、一番最悪なんじゃないか。ちゃんと周りを見て目の前の仕事をしっかりやってから次に何するか考えて動くって仕事をする上でのスタートラインなのに、なぜこんなにも難しいんだ。

もうバイトで怒られるのは別にいいんだけど、これから私は社会人になる。インターネットで「いつまでも学生気分でいられると困る」という言葉を目にするたび眩暈がする。学生気分ですらない、まだまだ全然中学生くらいの気分でいる気がする。よくない。脱したい。どうすればいいのか分からない。今日のバイトは叱られてからかなり「気をつけて」動いたおかげで中途半端な仕事はしなかったけど、明日はどうしよう。目の前の仕事をちゃんとやってから という言葉を信じすぎて、もう既に自分で仕事を見つけて動くみたいなことが億劫になってきた。自分の自己判断でやったことがかえって悪い結果で終わったらどうしようと思うと何もできなくなる。

着手するまでは早い。注意があちこち向いているからいろんなことに気付く。でもここぞという時に視野狭窄になる。注意があちこち向いてるせいでスタートしてからゴールするまでが長い。

これ書きながら思ったけど文字を書くのが好きなの、文字を書くことは明確なゴールがありそれが「書けば終わる」という単純なものだからかもしれない。脱線終わり。

今後何か仕事をするときは、始める時にゴールを一旦定めること、ゴールに到達するまで他のものに注意を向けないこと、注意が向いても無視すること、ゴールを設定するときは広い視野を持つこと、とかに、気をつけて仕事をしないと、あ、あ〜〜もう考えるだけでしんどい!!!!今日実際にこれを30分意識しまくって動いたけど本当に本当に疲れた!!内容に関わらず自分の行動に意識を向けて途切れさせずタスクを行うって本当に疲れる。

うーん。
・マルチタスクはできないと割り切って、シングルタスクを重ねていく
・シングルタスクは目に見えたものから着手するのではなく、一つのタスクに絡んだ(着手のハードルが低い・関連性がある)ものから手をつける

とりあえずこの二つを頑張りたい。どうにかしたい。どうにかなりたい。とりあえず明日のバイト頑張ろう。怒られないように、迷惑かけないように。
マジでどうにもならなかったら薬を飲まないとダメかもな〜

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