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2/7 お風呂大好きおじさん


よーしよーし。1週間だなんてすごいことですよこれはもう。金メダル級の快挙であります。ガンバレ日本。

写真としての記録が何にもありませんでしたので、今週末に出させていただくエゲツなくエグいライブのフライヤーをウルトラステルスマーケティング失礼いたします。

ぼく以外の出演者の方々は全員アルバイトの仕方とか忘れているのかなあ、と怯えております!分厚いご声援をどうか…!


2/7(月)

引っ越しという巨大任務をまるで1人で成し遂げたような気持ちになっていたぼくは、全然疲れてないはずの身体を癒してあげようと、アルバイト前に近くのサウナに向かった。

比較的、年季が入って見える外観のそこは、調べてみるとあまり人が来ない落ち着いたサウナのようだった。

これ幸いと足を運び、1時間料金で入ることにした。

久しぶりの大きな湯船に、サウナ。ガス供給停止によって不可抗力で産まれた我が家の貧乏水風呂ではなく、水風呂として作られた水風呂。わーい。

なんとなくいつもより時間をかけて頭や身体を洗い、はやる気持ちを抑えながら、湯船であたたまり、サウナへ入る。

その後、水風呂へ。正しい水風呂は最高ですねやはり。

満喫しながら、交互浴ルーティンを楽しんでいると、途中でおじさんが入ってきた。癒しを求める者がもう1人増えたか。

特に気に留めることもなく湯船からなんとなくボーッと見ていると、なにやら様子がおかしい。

身体を洗うでもなく、髭を剃るでもなく、一心不乱に鏡や蛇口を拭いている。

変わった種類の潔癖症かな?と思っていると、隣の席へうつりまた同じことを始めた。

このおじさん、お風呂でお風呂を綺麗にしている!

お風呂は自分を綺麗にする場所という概念は間違っていたのか?いや、掃除のおじさんか?でも全裸だぞ?郷に行っては郷に従う掃除法か?なんだ?と混乱していると、あることに気づいた。

腕にぼくと同じくロッカーの鍵を着けている。この人、客だ!

そのおじさんは、全ての席をあらかた綺麗に拭き切ると、さっそうとかけ湯をして満足気に湯船にざぶんと浸かった。

いや身体洗わんのかい。

まあお風呂の楽しみ方は人それぞれだし、本当にお風呂が好きが高い水準に達した人はこうなるのかもしれない。あまりまじまじ見るのも申し訳ないので自分の交互浴ルーティンを再開し、サウナに入った。

10分ほど経ってサウナを出ると、おじさんはもういなかった。

お風呂の妖精だったのか…?

不思議な気持ちでいっぱいになりながらも、ぼくもそろそろ1時間経つのでお風呂から上がり、サウナを後にした。

なんかご利益ありそうだったので、その後たまに行くラーメン屋で普段絶対頼まない、南蛮せいろ、というカレーつけ麺的なのを頼むという冒険に出てみた。

めっちゃ美味しかった。

お風呂おじさん、ありがとう。


なんですかこの日記は。ほぼおじさんの話じゃないですか。

記念すべき1週間目のメモリアルダイアリーがおじさん色に染められてしまいました。

でも、皆様のスキやコメントでなんとか迎えた1週間坊主です。このままどうかあたたかく育んでください。そう、お風呂のように…。

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