不妊治療録 これまでの経緯④化学流産の症状と風疹ワクチン接種
前回の記録です。
※流産や妊娠に関する記載があります。
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少し話は戻って、化学流産の時の症状について、詳く書きたいと思います。
あくまで私が経験したものなので、参考程度にご覧ください。
わたしの仕事は立ったまま作業をすることが多く、毎日足腰にだるさを感じていました。
高温期の9日目あたりに腰がとっても重たーくなる感じがありました。
その時は
「なんか腰痛いな。作業のせいかな。」
程度にしか思っていませんでした。
今振り返ると、着床時した際の腰の違和感だったのかもしれないな、と思っています。
そして、生理が近づくにつれて、
チクッ!
超えて
グサッ!
くらいの激痛が下腹部に走るようになりました。
グサッ!と来た後にかなり重い生理痛のような痛みに襲われました。
子宮を内側からつねられているような感覚から、握りつぶされているような感覚へ痛みが強まっていき、
立ち作業中も、しゃがみ込んでしまいたいと思う程の痛みでした。
しゃがみ込んでしまうと大ごとになってしまうと思い、必死に前屈みの体制で耐えていました。
それが1日に何度かあり、生理が来るまで続きました。
本当に立ち作業が苦痛で仕方なかったです。
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それと同じくらい辛かったのが吐き気です。
私はお店にお酒が置いてあるならところ構わずお酒を飲むタイプでした。
友人とご飯に行った時、妊娠しているかもしれないから、という気持ちももちろんありましたが、それよりも気持ち悪過ぎて飲めない、と思うレベルで吐き気がありました。
つわりになると酸っぱいものが欲しくなる、と聞いたことがありますが、友人とご飯を食べている間もパイナップルジュースをひたすら飲んでいました。
その後もグレープフルーツ丸々一つを一人でむさぼり食べました。
酸っぱいものが食べたくて、口に入れておきたくて仕方なかったです。
正直、この症状があったので
「これは完全に妊娠した。つわりや。」
と思っていました。
その後に妊娠検査薬をしても薄い状態が続き、諦めの気持ちが大きくなったのでした。
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余談ですが、クリニックで「妊娠しかけた、と言う状態ですね。今後は普通の生理と変わらない生理が来ますよ」と言われてから生理が来るまでの間に、職場の健康診断がありました。
つまり、まだ受精卵が体に残っている状態で健康診断を受けることになったのです。
後日帰ってきた診断結果に血液検査で異常が見つかったと書いてありました。
白血球と血小板(だったと思う)の数値が基準値より高かったそうです。
生理が終わってから再検査で内科に行きましたが、再検査後は基準値に戻っていました。
内科医からは
「風邪ひきかけとかでもよく引っかかりますよ」
と言われたので、私は妊娠が関係していたのだろうと思っています。
実は、この後私はもう一度化学流産することになります。
2度目の化学流産時は、1度目の化学流産時よりも陽性期間も長く、しっかり陽性だったのですが、その時はこういった症状はありませんでした。
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そんな化学流産があったあと、私は風疹ワクチン接種のため2ヶ月お休み周期に入りました。
風疹ワクチン接種前の抗体は8倍でした。
(8倍未満だったかもしれません)
十分抗体がついているといえる状態は32倍。
とりあえず一度接種して、抗体がつくのを待ちました。
お休み期間に少し気になっていたのは、きちんと排卵して生理がくるのか?ということでした。
風疹ワクチンを接種したのは9月半ばだったので、丸々2ヶ月後の11月半ばまでお休みとなります。
なんとかして2023年の間に妊娠したい!
あわよくば心拍確認までいって1月のお正月に両親や義母にも報告したい!
と思っていました。
11月半ばがちょうど排卵直前になれば、一番最短で不妊治療が再開できます。
逆に、排卵後であれば生理を待って、次の排卵まで待たなければならなくなります。
私は多嚢胞なので、クロミッドを使用せず過ごすとなると無排卵になる可能性が大いにありました。
11月半ばの少し前に通院予約をしていたので、
そのタイミングでクロミッドを飲んで調整すれば最短で不妊治療を再開できると思っていました。
なので、今回だけは無排卵になっても別にいいかなと思っていました。
むしろ無排卵になってくれた方がタイミングが読みやすくていいな、とすら思っていました。
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お休み期間でも基礎体温は測り続けていました。
一度習慣がなくなると、また習慣づけるのが大変だと思ったからです。
お休み周期1ヶ月目は高温期がやってきて生理が来ました。
「なんでこう言う時に限って排卵すんねん」
と思いながら、お休み周期2ヶ月目に突入しました。
続き
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